水素のネックはコスト。国際的に技術が普及すればコストの低下につながるか・・?
・ちょうど今、ドイツ・ベルリンで水素に関するMTGに出席するところで、ホテル出ようとしたときに記事をみかけました(笑)。
ドイツは再生可能エネルギーの大量導入はしたものの、南北を結ぶ送電線建設が遅れに遅れているので、再エネでできすぎてしまった電気は周辺国に流れ出ています。それを抑えるためにもぜひ水素などを活用したいところで、諸外国の中でも水素に関心が高い国。
技術のコストが安くなるには世界中でそれが普及するというのが非常に重要なので、関心を持ってくれる国を増やすのは重要ですので、ドイツ含めていろいろな国の参加を期待したいところ。
ただ、欧州諸国は天然ガスのパイプライン網が既に整備されているので、水素をそこに流し込んでしまう、ということができる点で日本とは大きく事情が異なります。日本は国土のほとんどがプロパンガスであり、都市ガスカバーエリアは非常に限られてますので。エネルギーは本当に地域事情にかなり左右されるので、きちんと自国なりの戦略を描くことが必要、ってはなしです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30191290Y8A500C1EAF000/