サービス業に求められるドライブスルー最適化(DTO)Drive-Through-Optimization発想
あらゆるサービスがドライブスルーを取り入れているようです。
飲食店はわかりやすい。
○飲食店のトレンド
・基本はドライブスルーに強いブランドが昨年度比で売上増
・ドライブスルー魚屋も登場
参考:1日で300万円稼ぐ“ドライブスルー魚屋”も登場 コロナ禍で見直された販売形態の魅力 (1/6)
面白いのは飲食店だけではないということ。
図書館、コロナ検査・・なんとお化け屋敷まで!
ドライブスルーの顧客接点を抑えることが、これからの時代で生き残っていくためには必須となっているように感じます。
ドライブスルー最適化(DTO)Drive-Through-Optimization発想ですね!
ドライブスルーとマーケティングミックス
顧客接点がドライブスルー中心にする場合は、マーケティングミックス全体を組み直す必要ありです。
マーケティングミックス4PのPlace(売場)がドライブスルーになると、他の要素も変わってきます。
ドライブスルー最適化(DTO)の元祖、マクドナルドを事例に考えていきましょう。
・Product売物はドライブスルーに適したものにデザインすること。連動してPrice売値も変わってきます。
マクドナルドは、10年以上前からドライブスルーに最適化した商品や売場開発をしていて、コロナがあっても売上を昨年度比で伸ばせたのもうなずけます。
秋の行楽シーズンのお出かけに!
3人分が1,000円 お得な「ドライブセット」を販売
・Promotion売方はドライブスルーが面白く魅力的なものだと認知を獲得することを目的とする必要があります。車の中でスマホを触っている時のレコメンドも必要になってくるのではないでしょうか
マクドナルドは1990年代にドライブスルーCMを打っています。
あ、だからマクドナルドにドライブスルーのイメージが根強いのか・・・と再認識しました。
調べてみると、ドライブ・スルーの始まりは、江ノ島のマクドナルドだったようです。
下記の記事は非常に面白いので読んでみてください。
今や当たり前になった『ドライブ・スルー』。始まりがマクドナルド江の島店だった理由
当然競合の考え方も変わってくる
ドライブスルーが中心になると、競合の考え方も変わります。
例えば飲食店の競合は、車で移動する範囲内にある施設全般になるかもしれません。
車で移動するスーパー、コンビニ、ファーストフード店舗はフラットに比較されます。
これから生き残るブランドは、車の体験・空間・時間を制覇するところになるでしょうね。
まとめ
ドライブスルー最適化(DTO)drive-through-optimizationは、飲食店をはじめとして、全てのサービス業に求められてくると考えています。
個別のブランドだけではなく、街全体がドライブスルーに最適化発想が大事ではないかと思っています。
考えていることツイートしました↓
コロナにより、車で移動することの価値や意味が見直され始めています。
マーケターは、ブランドにとっての車体験と向き合っていきたいですね。