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外国から見た特異な日本23 お笑いの質

シンガポールで日本ではまだ上映されていないトイストーリー4を見に行きました(ネタバレはしません)。

大人ももちろん楽しめる映画ですが、ちょっとしたジョークで会場が大爆笑。夜20時過ぎからの回で大きな子供や大人が多かったのですが、笑うレベルが日本よりもかなり低いと感じざるを得ませんでした。

日本ではお笑いによって、笑いが高度化し過ぎてしまい、海外が長くなるとついていけないレベルに。コンテキストを数分聞いていないと理解ができないからです。対するアメリカンジョークは一発ギャグに近く、英語や文化をそれほど理解していなくても笑えます。

日本のお笑いのレベルは高過ぎますが、日本語だし、ガラパゴスで国内で消費されるので終わるのか、果たして世界でも受け入れられるのか。

オーストラリア人のお笑い芸人、チャド・マレーンによると日本のお笑いは世界最強ということですが、言葉がネイティブでないと深い話は理解できないし、コンテキストを共有することも難しいです。

アメリカドラマやムービーは誰にでも分かる単純な笑いですが、それ故に世界中、老若男女から愛されています。また単純なギャグで笑えるというのも幸せなことなのかもしれません。

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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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