「私はね、牡蠣語ができるんですよ」 ~ 一言切り抜きfrom日経#135
3月29日日曜日の日経朝刊、the Styleのコーナー、NPO法人「森は海の恋人」代表の畠山重篤さんの回より一言切り抜き。
NHKプロフェッショナルにも出られてる方だからご存知の方も多いかと思いますが、一応リンク貼っておきます。海のために、森を作られている方ですね。
私はね、牡蠣語ができるんですよ。って、ドリトル先生かよ!って、思われる方も多いかと思いますが、でもしかし、僕は他にも知っている。牡蠣語じゃないけど、大豆語がわかる人。
僕は本人にも言わず勝手に人生の師匠にさせていただいている方(存命の方のみで)が25人いるのですが、そのうちの一人、佐賀県唐津市の川島豆腐の川島社長。皆さん食べた事あるでしょう、「ざる豆腐」を開発された方。大豆語がわかるのはこの人です。
手前味噌ながら(大豆だけに)、インタビューさせてもらった記事のリンクを張りますが、この中でも出てきます。
「豆腐づくりは化学反応。だから豆腐屋は科学者です。」
とおっしゃる川島さんは「豆の声を聞く。」と言う。
この記事の中ではこう言う言葉になってますが。「結局、大豆の霊を感じないと一人前にはなれないと思うんですよね。大豆が言うんです、これくらいニガリがいるってね。考えるほど、わからないんです。だから自分を全部無くしていく。すると勝手に大豆のほうから教えてくれるんです。なんでもそうでしょ。全部無くした時に、出てくるものなんですよね。大切なことって」
仕事を一生懸命やって成果を上げている方は、みんな何かしらの「声」を聞いていると思う。
運慶がどうやって彫っているのかと聞かれて「木の中に埋まっているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。」と言ったのと同じ話かと。
無で。聞く。
服屋は服語を。本屋は本語を。カレー屋はスパイスの言葉を。
僕はプロジェクトを作っているので、プロジェクトの声をいつも聞こうとしています。プロジェクト語。一応ね、まあまあ聞こえるようになってきたつもりです。もちろん一生修行ですが。どう聞こえるか、、は、またどこかで。
あなたは?何語を?聞いてます?
日経電子版の会員じゃなくても、無料で10本まで読めるはずなので、この記事はぜひ読んで欲しい。全文はこちら↓