「#ふるさとの風景」作品紹介#09
お題企画「#ふるさとの風景」。先日1月19日24:00に募集を締め切りました!期間中、1411件の投稿が集まりました。たくさんご応募いただき、ありがとうございました。
編集部のおすすめnote、9回目。今回は「離れて想う」をテーマに作品をご紹介します。
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◆「故郷はとても寒く、甘辛く、そして美味しい」─バーテンダーの書く#ふるさとの風景 / ていくすりーさん
バーテンダーのていくすりーさんは、飲食業の忙しい年末年始のなかで、家族とどうやって過ごしているかを語っています。実は群馬県は必要な食材を全て県産で揃える事ができる「すき焼き県」。ふるさとの味の魅力が伝わります。
なんだかんだでそろそろ、実家で過ごした18年間を、1人で横浜に住んでいる時間が越えてしまう。それでも群馬の寒空は今も好きだし、毎年必ず帰ろうとも思う。家族で食べるすき焼きも、相変わらず美味しいし。
◆長生きな町 / 紀さん
地方都市郊外で生まれ育った紀さん。小学生の頃毎日のように通っていた駄菓子屋が、店をたたむ話と噂で聞き、久しぶりに顔をだしました。その時の店主のばあちゃんの一言で気がついたことを語っています。
「ばあちゃんにはお店が大きすぎるんよ。これからは、私に合ったサイズで生きてくわ。」
大きいと感じていたばあちゃんは、私が思っているよりもずっと小さくなっていた。
「その時代に生きてる人間が、生きやすいようにすりゃあええ。」
ばあちゃんは呟いた。
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1月19日に募集を締め切ってから、編集部では優秀作品の選定を始めました。ステキな作品を絞り込むのは心苦しいのですが、より多くの読者の方々にお届けできるように心を込めて選んでいるところです。
優秀作品の発表は2月初旬ごろを予定しています。結果はnote公式と同時に日本経済新聞の紙面でも発表します。発表をお楽しみに!
日経の朝刊はキオスクでも買えますが、1月24日24:00(きょう!)までに日経電子版に申し込むと、2月末まで毎日無料で読めます。もちろん、紙の新聞もイメージでご覧になれます。よかったら登録してみてくださいね。
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引き続き、NIKKEIスタッフアカウントではおすすめnoteを紹介していきます。お楽しみに!