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二刀流が当たり前に求められる時代

特定の専門領域に依存しないこと。

これは、自分自身が2022年に何を学び、実践するのかを考える上でのテーマです。

先日に、日経新聞を眺めていて、経営者とピアニストの二刀流で活躍する反田さんの記事が目にとまりました。

反田さんのような「ピアニストでもあり経営者」といった二刀流は当たり前に求められる時代になってくると感じています

なぜか?

背景:専門領域のみの仕事は単価が下がる傾向

副業人材の活用は急ピッチで進んでいます。

ヤフーやユニリーバは社外人材の公募をかけたことが話題になりましたね。

・戦略を考える仕事
→経験豊富かつ実績ある副業人材orスポットコンサルに依頼
・デザインやライティング
→専門性が高い業務は副業人材、簡易的なライティングはクラウドワーカー

といった「領域が定義できる仕事(反復型のルーチンワーク)は、業務委託や副業人材へ依頼」する環境が整ってきている。

戦略を考える×ライティング得意×専門領域がある
といった、自分独自に「スキルの掛け合わせ」ができていると、その人の指名で依頼がくるので単価が上がる…という構造になっていると考えています。

つまり、仕事における付加価値の出し方が変わってきているということです。

ビジネスの世界で、どんな二刀流を目指すと良いか?

それでは、ビジネスの世界での二刀流はどんな考え方があるのでしょうか?

Takramの田川さんが打ち出されている、「BTC」を掛け合わせることを意識するのが良いと考えています。


詳しくはこちらのグロービスにある動画がオススメです。

B:ビジネス(儲かる)
T:テクノロジー(実装できる)
C:クリエイティブ(使ってもらえる、愛される)

自分が整理している図解です。(マーケティングの仕事をする人のスキルセットに置き換えて整理しています)

どうやって越境したスキルを身につけるか?

手っ取り早いのは、自分で事業やサービスをつくってみることだと思います。

スタートアップの経営者の多くは、最初は自分でコードを書いたり、デザインを担っている(せざるを得ない状況になり)ケースが多いです。

YOUTRUSTの岩崎社長は、立ち上げ期は、ご自身でプログラミングをしていて、結果的に優秀なエンジニア採用にもつながったと語られていました。

規模は小さくても良いので、
・自分でビジネスモデルを考えて、お金を動かしてみる
・ノーコードツール使いながらでも良いので、サービスを実装してみる
・伝わる、愛されるようにデザインする

この経験を積むことが、BTCの全体像を掴むことにつながると考えています。

全体像を掴んだ上で、意図的に2つの集中する領域を学習⇆実践を極めていくことができると良さそうです。

肩書きや職種に依存しないこと

自分は○○(職種や専門性)だから…と最初に出てくる人は生き残っていけない。
遠い領域にあるスキルを掛け合わせる、持ち合わせる人が2022年以降求められると考えています。

つまり、意図的に二刀流を目指すことが、自分独自のキャリアにつながるはずです。

意図的に、遠い領域を経験する、学ぶ、掛け合わせて成果を出すことを意識していきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

参考

以前に書いた、領域を越境した思考やスキルセットについて書いたnoteです。