マーケティングトレースのリサーチ方法まとめ
今日は企業分析、マーケティングトレースを実践する上でのリサーチ方法についてまとめました。
マーケティングトレースを実践する上で、フレームワークは理解できたけど調べ方がわからない!という質問を頂くことが増えてきました。
なので、自分が普段あたっている媒体をまとめました!
日常の仕事においてもデスクトップリサーチの質とスピードを上げるためにも参考になると思います。
●リサーチの全体像
マインドマップで整理しました。
視点はシンプルに2つに分けます。
①定量情報を把握する
②定性情報を把握する
詳細を整理していきます。
①定量情報を把握する
基本的には、3つの調査を入れます。
⒈概要を把握する
・会社概要ページを調べる
・採用ページを調べる
→検索からたどり着きましょう。
2.市場規模を把握する
・矢野経済研究所で調べる
・帝国データバンクで調べる
・総務省統計局で調べる
・検索ボリュームを調べる
3.売上/利益/市場シェアを把握する
・対象企業、競合企業、類似企業のIRページを調べる
→企業名×IRで検索しましょう。
②定性情報を把握する
1.チャネル特性を把握する
WEBサイト内を確認
・ブランド名周辺の口コミを確認
・グローバルナビを確認
・過去の出稿広告を確認
・特徴あるキャンペーンを確認
・特徴あるコンテンツを確認
※目視確認以外であればSimillar Webを活用
検索画面を確認
・会社名で検索した時の結果を確認
基本SNSを確認
・自社SNSアカウントでの発信を確認
2.ユーザー特性を把握する
・ブランド名周辺の口コミを確認
・ブランド名周辺の口コミを確認
Twitter検索であればTweetDeckを活用(特にアプリ使わなくてもリサーチは可能です)
3.外部要因を把握する
・経済産業省で調べる
・Newspicksで調べる
・日経新聞で調べる
・博報堂生活総合研究所で調べる
・TechCrunchで調べる
デスクトップリサーチとフレームワークを駆使してマーケティングトレースを繰り返すだけでもマーケティング思考力は鍛えることができます。
ぜひ、参考にしてみてください!
※書いてみて思いましたが、この内容は書籍にも入れようと思います。
本日の日報は以上です。
ご紹介した調査方法は、今週22日のリサーチャー菅原さんとのコラボイベントでさらに深掘りしていく予定です!