「貯金」を実現させるには、強い目標が必要

「2022年こそは貯金をしたい」と考えている人も多いでしょう。

お金を貯めたいと考えている人は、なぜ貯金をする必要があるのかを再考をし、貯金の目標を明確に持ちましょう。

ほとんどの人間は目の前の誘惑に対して弱いです。例えば、飲み会のお誘い、セールの案内、セールスを受けるなど、財布からお金が溢れないようにするためには強い目標が必要です。

強い目標がないと、目的である貯金を達成させることは不可能だからです。

さて、目の前の誘惑に負けてお金を使ってしまうと、1年後の目標を叶えることができなくなってしまいます。お金を使う際には常にその両方を天秤にかけて選択をするとよいでしょう。また、1年後に100万円必要だから、毎月5万円と、ボーナスで40万円を貯めるなど、目標を叶えられるように手段を細分化していきます。

また、予算管理も必要です。例えば、毎月5万円を貯めるには、使えるお金は月に30万円など。月30万円だと、予備費として月2万円のバッファーを見て、28万円で生活費を抑えるなどです。

これで5万円を貯められる人はざっくりとしたままでも大丈夫です。しかし、家計がはみ出る人は予算の細分化して管理をする必要があります。

28万円の内訳で、家賃10万円、食費5万円、生活用品0.5万円、通信費2万円、光熱費1万円、交際費3万円、習い事1.5万円、その他5万円だとします。

この場合、例えば5万円の内訳を記録してみるなどです。ネット通販に数万円費やしていたなど発見できるはずです。

無駄を発見したら、ネット通販の内訳を見てつぶしていくなども考えられます。

節約もダイエットに似ていると私はいつも言っています。食べた物、使った物を書き出していけば、無自覚な行動を浮き出すことができます。

またそこまでして目標を達成させるには、1年後、5年後、10年後のビジョンをしっかりと立てましょう。

例えば私は来年にもう一つ海外で法人を立てたいと考えています。その場合、資本金に200万円程度かかり、最初の3年間も毎年同額程度かかる見込みです。

そのために洋服、マッサージのチケットなど、無駄な買い物やサービスを削っていけばこの資金は捻出できるなど計算をします。

また、数年後のビジョンとして、夫婦で起業も考えています。そのために生活を小さくし、起業当初のコストや生活費に備えるなどをリストアップします。

10年後は今よりも時間も金額面でもリッチで自由になれるようにと考えています。そのためにコツコツ努力を始めるのです。

「いつかは○○」「お金持ちになったら○○」を現実に落とし込むためには、目標を細分化し、日々できるレベルまで小さくして、コツコツ努力を積み上げていけば達成できるような形にすることが重要です。

コツコツ節約をし、コツコツと収入アップを心がけ、経済成長に乗って無理ない資産運用を心がければ、誰にもゆっくりと確実に豊かになれます。決して、一攫千金を目指さずに確実に目標に近づいていきましょう。



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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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