IT投資の不足も、デフレ放置のマクロ政策が寄与

記事中のグラフを見ると、まさに日本がデフレに陥った1990年代後半から日米間でICT投資の伸びの差が出ていることがわかります。

やはりデフレを放置すれば、借金の実質的な負担が増えますから、いくら企業のキャッシュフローが増えても、それは投資ではなく借金返済に回るわけで、企業もICT投資どころではなかったでしょう。

ということからすれば、日本のIT投資の不足は、デフレを放置したマクロ政策の失敗の要素も大きいことが推察されます。

そして、こうした過去のデフレ放置の負の遺産が、現代の日米の労働生産性格差にもつながっていると思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36464910T11C18A0MM8000/

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