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5年間で100の働くストーリー、見つかりました!

昨日は5回目となる最後のWork Story Awardの授賞式でした。

人でもなく、企業でもなく、働くを取り巻く「ストーリー」にスポットを当てるAwardで、1年間に20ずつのストーリーを選出し、5年間で合計100のストーリーを探すというコンセプトで始めたものです。そのAwardも今年がいよいよ最後。毎回撮っているこのトロフィーの写真も最後です。

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at Will Workの1回目のカンファレンスのネットワーキングで、「もっと事例はないですか」「もっと参考にできる取り組みはないでしょうか」という声を聞き、その当時でも働き方に関する多くのアワードが数多く存在しているのに何が足りないんだろう・・・ということがきっかけでした。どのアワードも、素晴らしい成果が出ているのにも関わらず、それでもなお事例が足りない、自分たちには実施できそうにないという声が続きました。

そこで生まれたのが私たちのAwardプログラム「これからの日本をつくる100の働くをみつける Work Story Award」です。

そんな沢山の声を聞く中でわかったのは、成功した結果だけ切り出すだけでは十分ではないということです。成功した事例は再現性が大事。結果だけではなく、取り組んだ背景や人々の思いなど、”そこ”にある物語が重要だと考えました。課題をどのように捉えたのか、どのようなアプローチをとったのか、誰を巻き込んだのか、どんな壁が立ちはだかったのか・・・それを「ストーリー」と呼ぶことにしました。

そして”ストーリー”にすることで会社や個人だけではなく、チームやプロジェクトにもスポットライトが当てることができるのでは、と考えました。条件が同じでなくても、そこにあるストーリーから学ぶことで、目の前の課題解決のヒントになる。次の誰かのヒントに繋がっていく、そのヒントを沢山作りたくて始めたのがこのWork Story Awardでした。

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コンセプトもそうなのですが、もう一つ拘ったのが審査の制度です。働き方を考えていく時に忘れていけないのはその多様さです。個人や企業、そして環境や思いも様々ある中で、”大賞”のような一つだけの視点だけでの選定は誰かの次につながるヒントにはなりづらいのではと考えました。そこでWork Story Awardでは、個人審査員とグループ審査員という個人・グループの視点と、専門性などにも多様性をできるだけ持たせられるように、毎年様々な方にお願いしてきました。経営者と大学生、人事の専門家やビジネスの専門家などそれぞれの視点からの”働くストーリー”を選んでいただいています。

お願いしているのは「ご自身が(またはグループが)一番”いい!”と思ったストーリーを選んでください」ということです。そのためダブル受賞も結構ありました。それでもそれぞれの選定理由をお伺いすると全然違う。その視点も一緒に参考にしていただきたいと思っています。2021年の審査員はこのような方々にお願いしました。

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Work Story Awardは、応募フォーマットも結構書いていただく必要があるのですが(スライド10枚〜でかなり文字多め、になります。それでも始めるときに内容やボリュームなど、ものすごく沢山議論したのです・・・)、これは同時に審査員の方にもその分読んでいただく必要があります。それでも毎年「面白かった」「ワクワクした」と言っていただけるのは、それだけの思いが詰まった応募資料になっているからだと思います。

ちなみに事務局による応募前サポートや確認が身内ながら本当に素晴らしく、1次審査の前に事務局側のチェックが全ての応募ストーリーに入り、「もう少しこの辺りを詳細説明してほしい」などの確認連絡が入ります。事務局の皆さんに本当に頭が上がりません。

今日は授賞式の冒頭に、オープニンセッションとして日経新聞 編集委員の石塚さんと「”これまで”と”これから”の働き方の選択肢」というテーマで対談をさせていただきました。5年間でどんな変化があったのか様々な企業のストーリーを取り上げていただきながらお話しさせていただきました。特にコロナ禍で大きな変化があった、という話もしたのですが、日経新聞さんではこのような特集ページもあったりします。

毎年20ずつ(少し選考の結果でずれたりはしましたが)選んできたストーリー。昨日Opening Remaksの資料を作りながら4年間のストーリーをまた読み直して、その多様性に本当に驚かされますし、沢山刺激や勇気をもらいます。5年間で色々な変化がありましたが、一方で新しいことに挑戦する人たちの情熱は変割っていません。

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今年の受賞ストーリーから、ぜひその情熱を感じ取っていただけると嬉しいです。こちらからぜひご覧ください!



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