公的年金の支給開始年齢引き上げは止む無しか

そもそも、60歳から支給される年金制度ができた1961年時の平均寿命が68歳でしたから、年金開始75歳というのはありうる選択肢かと思います。

その分、フローの年金受給額も増えるのでしょうが、同様に税金も増えることには注意が必要でしょう。

まあ既に欧米では、将来の公的年金受け取り開始年齢が67歳とか68歳に引き上げることが決まっていますからね。

より平均寿命の長い日本では、こうしたことが検討されてもおかしくないと思います。

ただ、そのもとになる財政検証で鍵を握る賃金データの信頼性がここへきて揺らいでいることが、なんとも心もとないです。

なお、2025年までの社会保障給付費増加分の約半分が医療費であることからすれば、医療費の効率化がより重要ということもいえるでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40478930V20C19A1MM8000/

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