見出し画像

黒船に弱い日本。東京2020をすべての好機に!

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。いよいよ2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと1年となりました。会場近くでは工事が急ピッチで進み、周辺の再開発も大詰めの様相です。

訪日客も順調に増え続けており、2018年は3000万人を突破、2020年には4000万人を目指し官民一体となって「観光ビジョン」の実現を目指しています。

■ 急ピッチで進む無線環境の整備

一方で、諸外国と比べて不満が多いのが、無料WiFiの整備状況。不正アクセス対策との兼ね合いはあるものの、スマートフォン回線のローミング料金の高さを考えるとなるべく無料WiFiを簡便に使いたいという声が多いのも頷けます。そのような中で、鉄道各社がその要望に応えるべく導入計画を進めています。

これまでもWiFiが整備されている車両は存在したものの、docomo WiFiやBBモバイルポイントなどの事前登録が必要であったり、いざ使おうとすると不便な面が目立ちました。また、東海道新幹線区間のみ利用可能で、東京からの下りでは新大阪を超えて山陽・九州新幹線に入ると切断されるといったことも。利用客からは不満の声が多くあがっていたと思いますが、改善のペースは非常にゆっくりとしたものでした。ここにきて「全車両に整備完了」のアナウンスが出たことは喜ばしいことです。

WiFiのみならず、5Gについても急ピッチで電波再編を含む整備が進められています。これも東京オリンピック・パラリンピックを「日本技術のショーケース」とすべく、2020年をめどに商用化を目指しています。

■ 明確な期限があるメリットを活かせ

あくまで一般論ですが、日本式のものごとの進め方として、以下のような特徴があると思います。

・なるべくリスクをゼロに近づける
・関係者すべての納得を目指す
・トップダウンよりボトムアップ。期限よりコンセンサス
・内部からよりも外部からの意見がより検討されがち

これらは組織の輪を保つには素晴らしい仕組みですが、どうしても意思決定が遅くなるというデメリットもあります。

東京2020は明確な期限があり、国家レベルで後押しのある一大イベントです。また、国外からの意見・要望も多く寄せられています。よって、これを理由にして、これまで進まなかったことを進めるにはまたとない機会です。

「せっかくだからこんなことが実現できたらいいな!」というものがありましたら、ぜひ本記事にコメントをしていただければと嬉しいです。

タイトル画像提供: Graphs / PIXTA(ピクスタ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?