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「お誘い」には乗ろう!:仕事と人生を豊かにするポジティブな連鎖とは

皆さま、仕事をしている上で大切にしている考えや姿勢はありますか?

今日は日本経済新聞とnoteが共同企画で、 #仕事のコツ というお題が出ていたので、私自身の仕事をする上で考えていることを棚卸したいと思います。

私が大切にしている「誘いに乗る」姿勢

私の中で大切にしている姿勢があります。それは信頼できる人から何か誘いを受けた時は乗るようにするということです。

ビジネスのみならず、生活をしているとありがたいことに様々なお誘いを受けることがあります。お誘いの種類も様々です。イベントへのお誘いもあれば、セミナーの登壇のご依頼、大学での講義の依頼、コミュニティ活動などなど。

当然日々の仕事があったり、予定もあるので、全てを受けられるわけではありませんが、極力受けるようにしています。

ポイント① : 「信頼」できる人からの誘いである

最初に「信頼できる人から何かお誘いを受けた時は基本乗るようにする」と言いましたが、ポイントは「信頼出来る人」からの誘いであるという点です。ここでいう「信頼」とは、お声がけいただく人の感性が自分と合うことを意味しています。その感性のマッチング度合いに関しては、最初から合うか合わないかが感覚的に分かることもありますが、多くの場合は分かりません。そうした場合はまずお誘いに乗ってみます。そうすることで、その誘いの内容が自分の価値観、感性に対し合うかどうかを確認することができます。ここで大切なのは、合う合わないはあくまで個人の感性によるものなので、良い悪いということではないということです。

私の価値観・感性を理解してくれている人は「これは藤田さんに合いそうだ。」「これは藤田さんなら面白がると思う。」という風に考え、誘ってくださいます。そのような「信頼」出来る人のお誘いは極力お受けできるようにしています。

ポイント②:ジャンルは問わない

お誘いいただく内容は様々なジャンルがあります。ビジネス関連のものもあれば、教育関連、福祉関連、地域のこと、エンターテインメント、本、旅、サウナ、フェス、ミートアップなど実に様々なジャンルに及びます。自分にとって未開の領域であるお誘いもあります。

個人的に大切だと考えているのは、ジャンルを問わず、様々な領域に触れる機会をつくることです。未開のジャンルの誘いを受けた時は「こういうジャンルは自分はよく分からないからやめておこう」「自分とは無関係だな」とは考えずに、「よし!新しいことを体験できる素敵な機会をいただいた!」と考えるようにしています

誘いに乗ることで生まれる好循環

私が「信頼できる人から何かお誘いを受けた時は基本乗るようにする」という考えと、そのポイントについては前述のとおりです。では、私がなぜそのように考えているのかについて「お誘いの好循環」というポイントを説明したいと思います。

お誘いを基本受けるという姿勢は、お誘いの好循環を産むと考えています。

お誘いを受ける頻度が高いと、周りの人もその人のことを誘いやすくなります。

(誘う側)「このイベントに◯◯さんを誘ってみよう!」
  ↓
(誘われる側) 「ぜひ参加したいです!」
  |   
イベント参加
  ↓
(誘われた側-->誘った側)「学びの多いイベントでした!ありがとうございました!」
  ↓
(誘った側)「良い機会になって良かったです!」
  ↓
(誘った側)「また良いイベントがあれば◯◯さんを誘おう!」
  ↓
(誘った側)◯◯さんをまたイベントに誘う

このように、人からのお誘いに乗ることで、また誘ってみようという流れが生まれ、お誘いの好循環を生んでいくのです。

誘っても受けてもらえないことが続くと「◯◯さんは誘っても忙しいだろうからやめておこう」というように、誘うのを控えるようになる or やめてしまうようになります。逆に、誘いに対しポジティブに受けてくれる人に対しては、また誘ってみようと思うようになります。

こうして声を掛けやすい姿勢を心がけることで「お誘いの好循環」が生まれていくのです。

返事を曖昧にしない

もちろん、人それぞれ予定があるので常にお誘いを受けられるわけではありませんが、その時の姿勢も大切です。

「予定確認し行けそうなら行きます!(と言ったっきり返事なし)」とか、メッセンジャーなどで「いいね」スタンプだけ返すなど、このような来るのか来ないのかよく分からない曖昧な断り方は避けるべきだと考えています。

例えばイベントのお誘いだった場合、来るのか来ないのかが分かりづらい状況は運営的にも大変だったりします。行けない場合、「行けない」とはっきりとした返事がもらえた方が他の人を誘ったりできるので、動きやすくなります。

連絡をもらった時点で、まだ予定がはっきりしない場合などは「現時点で調整中の案件があるので、△△月⚪︎⚪︎日頃までにお返事するので良いですか?」と、即決できない理由と共に、いつまでに参加の是非が判断できるかを伝えるようにしています。

まとめ:体験を通じて広がる世界

今回、仕事のコツというテーマで、「お誘い」に対しての考え方・姿勢について私の考えをまとめました。
私は、人からのお誘いは新しい体験への入口だと考えています。新しい体験は人生に彩りをもたらしてくれます。なので、できる限りお誘いには乗らせていただき、新しい体験をしたいと考えて動いています。

この動きは、仕事だけでなく、日常生活においても同じことが言えるのですが、仕事というジャンルに絞って考えた場合、「お誘い」に乗ることで日常の仕事では得られない知識や体験、そして出会わない人と出会うことにつながります。そのことは、仕事においても、引き出しが増え、アイデア含め様々な新しい機会を創出することにつながると考えています。

よく「Out of Comfortable Zone」(居心地の良い領域から出よう!)などと言われますが、「お誘い」はまさに居心地の良い領域から出る機会を創出してくれるのです。

より人生、仕事を楽しむコツとしてポジティブに人の誘いに乗っていくことをオススメします。

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