良いアイデアを創るためのアンテナの張りかた
今日は「アンテナの張りかた」をテーマに書いていきます。
アンテナを張るとは何か?
アンテナを張れ!
情報感度を高めろ!
といった言葉をよく聞きませんか?
自分は、新卒時代に言われ続けていましたが、いまいち何をすれば良いのかわかりませんでした。
アンテナを張ることは大切だと何となく感じているところはあるので、深掘りして考えていきたいと思います。
良いアンテナを貼れている状態とは?
まず良いアンテナを貼れている状態=効率良く情報をインプットできている状態について考えてみます。
自分の場合は、
良いアンテナを張れている状態
①問いをもって情報をインプットする
↓
②情報をアイデアや有効的な行動=アウトプットにつなげる
情報はアイデアや行動=アウトプットに変えないと意味がありません。
そのため、アウトプット前提だから問いが生まれて、能動的にインプットできるようになります。
効率良いアウトプットにつなげるために、問いを持って情報を集められている。
この状態がアンテナを張れている状態と定義してみます。
では、もうひとつ踏み込み、どんな問いをもってアンテナの張るのが良いのでしょうか?
イシュードリブンとランダムインプット
自分も言語化しきれていなかったのですが、こちらの本を読んでいて、非常にわかりやすいアンテナの張りかたが紹介されていました。
本書のメイン内容はレガシー企業や斜陽産業からどのようにイノベーションを生むか?について書かれていて興味深いです。別でご紹介させて頂きます。
今回はテーマに沿ってアンテナの張りかたのヒントについて。
新たな市場を発見するために2つの方法があるとのことです。
これわかりやすい!
①イシュードリブン
②ランダムインプット
書籍から引用します。
情報の収集方法に迷った場合は 、イシュードリブンとランダムインプットの二つを軸に考えてみよう 。
イシュードリブンは、解決したい社会課題を見つけて、解決するためには何が必要なのか考えるアプロ ーチである。
ランダムインプットは、特定のテーマを決めずに、自分のアンテナに引っかかった情報を手当たり次第に集めるアプローチだ。面白そうだ、何かの役に立つかもしれないと感じた情報を集め、なんだこれはと驚いた情報も集め、気になる場所があれば足を運び、話題の商品があれば使ってみる。
最初に良いアンテナを貼れている状態を下記と定義してみました。
効率良いアウトプットにつなげるために、問いを持って情報を集められている。
どんなアウトプットか?を深掘りするとこのように整理することができます。
①イシュードリブン=課題を解決するためのアイデアを生み出す
問い:この課題を解決するために役立つ情報はないか?
⇅
②ランダムインプット=面白いアイデアを生み出す
問い:自分、他者が面白がるアイデアをつくるために役立つ情報はないか?
この2つの思考モードを使い分けながら情報収集できると、インプットとアウトプット効率を上げられそう=アイデアを出すためのアンテナを貼れている状態になれそうです。
まとめ
アイデアをつくるための情報のアンテナを張りかた
★問いとアウトプットを定めた上で情報収集すること
↓
①イシュードリブン=課題解決を前提に情報収集をする
②ランダムインプット=面白いアイデアを生み出すこと前提に情報収集をする
日常のアンテナの張りかたで仕事におけるアウトプットの質は変わってくるため、自分なりにアンテナの貼りかたの型をもっておけると良いなと考えています。
本日の日報は以上です。