
日常で気軽にできる #マーケティングトレース の型をご紹介
マーケティングトレースを実践したいけど、いきなりnoteで2000〜3000文字の分析記事出すのは難しい・・というご意見を頂くことが多いです。
今回は、日常の中で誰でも簡単にマーケティングトレースをする方法をご紹介します!
ぜひ、読んで頂いた後に、1マーケティングトレースからチャレンジして頂けると嬉しいです!
日常で気軽にできるマーケティングトレース3プロセス
①気になる広告、SNS投稿、商品パッケージのビジュアル素材を集める
②ビジュアル素材からマーケティング戦略の違いを言語化する
③Twitterに投稿する
※比較ではなく1ブランドの商品パッケージ、SNSなどを比較する形でもOK
※ハッシュタグで#マーケティングトレース をつけると見てもらえる可能性が高まります
シンプルにまとめると
表現→表現の裏側にあるマーケティング戦略を読み解く
トレーニングです。
トレーニング例をご紹介していきます。
例①Instagramのウォールを比較しての考察
これは、類似企業のInstagramウォールを比較して、ブランドごとの訴求軸の違いを分析しました。
これは10分くらいでできます。
どこかお店に行ったら、
そのブランドのInstagramウォールをみてキャプチャーをとる
↓
競合はどこだろう?と考えて検索
↓
Instagramウォールのキャプチャーをとる
↓
比較分析
↓
Twitter投稿
という流れです。
各ブランドの公式Instagramアカウントウォールから #マーケティングトレース すると面白いかもしれない。
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) August 12, 2019
1枚目ドトール:商品訴求
2枚目ゴンチャ:シーン訴求
3枚目:スタバ:シーズン訴求
4枚目:ブルーボトル:世界観訴求
訴求軸の違いからマーケティング戦略を読み解くことができる。 pic.twitter.com/QvXvBUp7KT
また、比較をしなくても、1ブランドのSNS導線を追ってトレースする→考察というやり方もオススメです。
消費者視点から、マーケター視点に切り替えながらSNSを眺めてみると仕事に活かせる発見があったりします。
こちらはミスターチーズケーキのInstagramから注文への流れを考察したものです。
ミスターチーズケーキのInstagramウォールは、投稿→商品リンク→予約導線の一連の流れがシンプルだけど美しくて、世界観が伝わってくる。
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) August 18, 2019
"大切なあの人の為に、人生最高のチーズケーキをお届けします。"
強いブランドは、シンプルな表現にストーリーが詰まっている。https://t.co/w1FCYcBs8y pic.twitter.com/SkF0naTu3e
他の方々の投稿を紹介します。
金森さんのSpotify考察
YouTubeでは動画があまり再生されていないが、Spotifyでは人気のアーティストがいる。
— ゴジラ / 金森悠介 (@user_id_us) September 16, 2019
Kan SanoやAmPmはその一例。
似た系統で有名なNulbarichと比較すると、YouTubeでは再生回数に差があるがSpotifyでは今月のリスナー数において大差がない。#マーケティングトレース pic.twitter.com/e1eLucib8Z
たいまさんの新R25のInstagramウォール考察
新R25のインスタ好き。
— たいま せいや#身近なマーケティング (@seiya_TA05) August 22, 2019
メディアはTwitterもしくはFacebookを活用するイメージが強い。
ただ、インスタも使い方次第でメディアのブランディングや新規へのリーチが出来る。
特にインタビューメインの新R25だからこそできる投稿内容。
メディア×Instagramは興味深い。#マーケティングトレース pic.twitter.com/McsiV0Qvtv
例②商品パッケージからの考察
自分が購入した商品の考察をしてみることもオススメです。
以前に森永ラムネのパッケージを考察しました。
森永ラムネの #マーケティングトレース
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) August 15, 2019
①ターゲット変更
・お子さんがいるお母さん→ビジネスパーソン
②デザイン変更
・大人も満足できる大粒ラムネに変更
・パッケージカラーは統一
③市場環境
・ぶどう糖に注目が集まるトレンド
→ぶどう糖訴求
写真に解説つけてみました(笑) pic.twitter.com/3KmF3yfg6d
お菓子を買うときに、パッケージと商品内容などへの関心度が上がりました。
商品パッケージではないですが、UNIQLO行ったときに手にとり心を動かされたLife Wear Magazineの考察。
ユニクロのLIife wear Magazineを読むと、ユニクロがデザインの力でブランドイメージを刷新しようとしていることがわかる。
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) September 13, 2019
今までファストファッションと表現されてきたユニクロが、美意識、文化性といったキーワードが想起できるブランドに生まれ変わろうとしている。
無印良品にも近いイメージ。 pic.twitter.com/1SEKeydkNf
自分が買ったものは、
なぜ自分が買ったのか?
↓
なぜ他の人も買うのか?
↓
その買いたいと思ってもらうためのマーケティング戦略は何か?
を考えてみると、あ、なるほど!これは自分の仕事に活かせるかもしれない!という気づきにつながります。
その他にオススメのマーケティングトレース対象
マーケティングトレースの対象は世の中に溢れています。
・電車広告
・雑誌
・アプリ
など、なんでも分析ができます。
✔︎その対象の裏側にあるマーケティング戦略を5分だけ考えて言語化してみましょう。
※投稿用に写真とっておきましょう。
✔︎Twitterで #マーケティングトレース というハッシュタグをつけて投稿してみましょう。
アウトプットすること前提に物事を眺めると、解像度は高くなります。
また、Twitterに投稿することで、他の人の視点共有をしてもらえたり、単純に反応をもらえると嬉しいのでトレーニングを継続できます。
#マーケティングトレース まとめ
全ての物事の裏側にはマーケティング戦略が存在します。
その裏側を読み解くトレーニングを繰り返していくと、日常の視点が変わり、無意識にマーケティング戦略を考える習慣が身につくと考えています。
マーケティングトレースは、一回の素晴らしい分析アウトプットを出すより、可能であれば毎日繰り返して、習慣化することが大事だと考えています。
ぜひ、紹介させてもらった、ビジュアル中心!誰でも日常でできるマーケティングトレースの型を参考にしてもらい実践してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!