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「コミュニティマーケティング」は、日経新聞で検索しても3件しかヒットしない。これは、「悲観」ではない。「伸び代」しかないのだ。

仕事、納まりました?僕は12月末の退職に向けて、ほぼ有給消化期間だったので、残務を処理するくらいだったので、ゆるりと時間を過ごしました。その期間の中で、とある社外イベントに参加してきました。
ヤプリでの3年間は、自社の仕事もそうなんですが、社外からゲストとしてお声がけいただく機会がいままで以上に増え、可能な限り出演させていただきました。今回は「イベ博DAYS」に出演(リアルとオンラインのハイブリット!!)して、その1週間後、アフターセッションにでてきました。

で、ご紹介するのは、僕のセッションではなく、1つ前にあったのが「コミュニティマーケティング」テーマのセッションです。
COMEMO読者のみなさん、「コミュニティマーケティング」って知っていますか?聞いたことありますか?

日経新聞のサイトで検索すると3件しかでてこないのです。(…!)

さ、3件…!?

かつ、今回主題となるような「コミュニティマーケティング」にストライクの記事は、ほぼないのが現状です。そして、先の「イベ博DAYS」のコミュニティマーケティングセッション参加者アンケートでもこのような結果に。

「イベ博DAYS」セッション動画より

このセッションをナビゲートしたのは知る人ぞ知る「小島 英揮」さんです。(「小島」とかいて「おじま」と読みます)

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僕が「コミュニティマーケティング」いや、「コミュニティ」に初めて出会ったは、まさに小島さんの主宰する「CMC_MEETUP」というコミュニティイベントでした。

当時、僕は飲料メーカー(B2C)に所属していたので、比較的テックベンダー(B2B)な方々の参加者の多いこの会では異色な存在だったかもしれません。
が、今となっては、時代が追いついてきたこともあり、昨今「コミュニティマーケティング」は、B2C界隈でも注目されてきている手段となってきています。前職であるキリンビールでは、こんな取り組みも。

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CMC_meetupを起点にした輪の拡張は、どんどん広がっており、まさに自走するコミュニティを体現しています。「コミュニティマネージャー」の職種は、兼務はあっても専任とまでは、数年前まではなかったと思われますが、友人の長橋さんのように、サービスは、グローバルプロダクトでありながら、日本が起点となるようなジョブが生まれたり。

そして、このnoteのヘッダー写真の一葉さんは、「コミュニティ支援」を本業・生業としています。

一葉さんの会社「プリズムテック」さんの事例などには、詳らかに「コミュニティ」の価値が語られています。

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当時は、「B2B、スタートアップ、テック」のような‪‪業種・ジャンルでないとワークしないと思われていた「コミュニティマーケティング」ですが、もともとB2Cにも、「共創」であったり、「アンバサダーマーケティング」「ファンコミュニティ」のような事例もあったりします。
このあたりの「手法・手段」は、テクノロジーの進化、メディアの勃興とともに、まだ明確な「勝ちパターン」が存在しないものではありますが、「コミュニティ」のコアとなる部分さえ、ブレなければ、着実に成果をだせるものだと思っています。(単発キャンペーンと違って、瞬発力のある施策でないことは、社内にちゃんと説明する必要があったりします。)

ちなみに、僕も、ヤプリでもちょこっとだけ、取り組みさせていただきました。

「コミュニティマーケティング」の芽は全国各地でスクスクと育っているので、来年は、連日日経新聞の記事を賑わすに違いないと思っております。

日経に3件しか記事がない。そう、これは「悲観」している状況ではなく、「伸び代」しかない、と捉えるのです。

..とここまで書いて、藤田さんが、「コミュニティ」のおすすめ書籍をupしていたお知らせを受けて取りましたw

ぜひご参考に!

ちなみに、冒頭のコミュニティマーケティングの伝道師、小島さんは「はてな派」なので、来年もnoteには降臨しないと思われます。では。


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