失敗も財産と考えられるかが鍵
西城さんの記事拝読しまして、日本企業のイントレプレナー育成の鍵は企業側が社内の新規事業開発について、失敗も財産と考えられるかが鍵なのではないかと思いました。
新しい価値を生み出すことの素晴らしさ、苦しさ、それを乗り越えたときの達成感、乗り越えられなかったときの挫折感。それらを体験した人たちが大きな組織に戻り、大きな価値を生み出す新事業開発を行う。そうした人材がコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)やオープンイノベーションなどを担当することで、日本らしいイノベーションエコシステムが生まれるのではないかと考えている。
新規事業の成功の確率を考えると大抵の日本の企業はリスクが大きいと考えがちですが、仮に失敗した場合でも、少なくとも事業開発ノウハウの蓄積だったり、人材育成が財産になると考えれば、一歩踏み出すハードルが下がると思います。あらゆる業種や職種でイノベーションとは無関係でいられなくなった今、イントレプレナーシップを持った社員を育成するのは企業の重要な課題となってくるはずなので、こういった価値観に変われるかが鍵になってくるのではないかと思います。
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