アルコールは社会に不可欠?

最近の学術研究では、少量のアルコール摂取も健康にはマイナスの影響が強いことを示す結果が、複数出てきています。

そもそも、日本全体の飲酒率は過去30年間で低下傾向になっています。

日本酒造組合中央会の調査では、1988年と2017年の飲酒率を比較して、男性の飲酒率は70.7%から53.6%まで大幅に下落し、女性の飲酒率は31.6%から微増して32.9%でした。日本人全体では50.6%から42.7%まで減少しています。

それでは、みんなが健康な社会になり、飲酒率の減少は良いことしかないのかというと、そういうわけでもなさそうです。

東京大学の研究グループは、マウスを用いた実験にてアルコールが共感を促進することを実験的に証明し、その神経回路機構を明らかにしました。

最近では、お酒の非合理性ばかりに焦点があたりがちですが、友人や同僚との仲間意識を高めるなど、人生において大きな効果を生み出す側面もありそうです。

https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP489003_Z20C18A8000000/

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遠藤 直紀(ビービット 代表)
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