待機児童問題は今年も解消されそうにない
2018年4月に入園を希望して認可保育施設に申し込み、1次選考に落選した子供が57自治体で計6万人を超えたことが朝日新聞の調査で分かった。申込者に占める落選率は約26%だ。待機児童問題は今年も解消しそうにもない。保育所の新設に追いつかないほどの保育所の需要があるからだ。
朝日新聞DEGITALでは各地の認可保育施設の落選率(1次選考)も公表しているが、東京23区では千代田区が落選率が一番高いなどで少し前まで一番認可保育園に入りやすいとされていた区がワーストに変わっている。大型の新しいマンションが建築された、待機児童の情報を調べて人が移動するなど各年で条件が変わりやすいからだ。
認可保育園を希望する者は少し前の体験者に話を聞くといったことだけでは情報不足になる可能性がある。今年入りやすかった自治体も次の年は蓋を開けてみるまで分からないからだ。職場復帰を早期で希望する者にとっては認可外保育所にも同時に申し込みをして保険をかけるしかないだろう。
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