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ダイキンと阪大が育休中のスキルアップ支援。リカレント教育のモデルとなるか?

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

生涯学習やリカレント教育が話題になって久しいですが、実際に取り組んでいる企業や個人はまだまだ少ないように感じます。先日、LinkedInの朝のニュースを見ていたところ、目を引く記事がありました。

ダイキン工業が、大阪大学と連携し育児休暇中の社員のキャリアアップ支援プログラムを10月から開始する。育児休暇中に、心理学や社会学、工学などの授業を選択し、阪大の大学生と共に履修できるようにする。受講中は、同大学の一時預かり保育室に子どもを預けて履修することが可能。普段の仕事とは違った幅広い知識を身に着け、復職後の業務に役立ててもらう狙いがある。また、同時に女性エンジニアリーダー育成のためのプログラムを開始。リーダーシップ論や技術経営などについて、女子大学院生と若手女性エンジニアが講義やディスカッションを通じて知識やスキルを共に磨く。

この産学連携での取り組みは非常に良いと思います。特に、大学の科目等履修生となり「社会人と学生が同じ授業を受ける」というところに可能性を感じました。学生にとっても、実際の企業で働く人が身近にいることで、OB/OG訪問にはないリアルな話が聞けますし、社会人にとっても授業のみならず多様な視点をも学ぶ機会となるでしょう。

COMEMO KOLであるメディアコンサルタントの市川さんが、以下の記事を投稿していました。特に学習目的ツールの4つのカテゴリでのトレンドが興味深かったです。

▶DIDACTICS(教授法):体系だって知識を習得するためのプラットフォーム。例えばLinkedin Learning、コーセラなどのMOOCsなどがある。
▶DISCOVERY(発見):知識習得のための発見を促進するツール、ニュースキュレーションツール、ポッドキャストサービスなどの人気が急上昇中。
▶DISCOURSE(会話):他の人とのやり取りを促進するサービス。Twitterは引き続き上位、その他Slack, Microsft Teams、Facebook WorkPlaceなどのチャットサービス、Zoomなどのビデオカンファレンスツールが順位を上げている。
▶DOING(実践):学ぶためには実践が必要ということでブログプラットフォームのワードプレスやマインドマッピングサービスのマインドマイスター(MindMeister)などがランク入りしている。

こうしてみると、e-learningのツールはたくさんあり、また無料のコンテンツも多いです。英語のものが多いのですが、字幕がでる動画コンテンツも多いため、積極的にトライしていきたいですね。

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タイトル画像提供:EKAKI / PIXTA(ピクスタ)

#COMEMO #NIKKEI

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