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ChatGPT以外の対話型AI(人工知能)サービスも試してみよう。今は、一つのAIに決めるのではなく、試して、特性を理解する時期!


みなさんは、ChatGPT以外のAIサービス、どれだけ知っているでしょうか?

外部の講演会などで、どの生成AIを使っていますかと、質問すると、多くの方が、「ChatGPT」と答えてくださいます。どれだけ、ChatGPTの知名度が高いのでしょうか?

しかし、対話型AIサービスは、他にもサービスが沢山あります。

この記事の中でも、

などが紹介されています。
その他にも、会社のパソコンには

などがあります。私は、ジェミニ(Gemini)と、クロード(Claude)の有料プランを契約して、その他は無料で使っています。

使っていると、さまざまな特徴に気が付きます。ちょっとした、私の経験したTipsを紹介すると、

  • ジェミニ(Google)

    • 調べて欲しいWebページ(URL)を指定しての相談が可能

    • YouTubeの動画に関する質問も動画を指定して可能


  • クロード(Anthropic)

    • 論理的な樹形図作成などが早い

    • データ分析やデータの可視化中に、使っているプログラムも表示される


  • コパイロット(Microsoft)

    • マイクロソフトのオフィス関係の質問に対する回答が、とても良い

など、それぞれに違いがあります。本当は、ユーザーとして、それぞれの良さを束ねて一つのAIサービスにならないかなと思うのですが、まだ、それは無理そうです。
結果、私は複数のAIを併用し、それぞれの回答を見ながら、AIに追加の質問を行い、自分の考えの整理や、データ分析(データサイエンス)にAIを活用しています。

実際に複数のAIを併用したほうが良いか、AIに聞いてみよう

このAIの併用という考えは、私だけの考えなのか、実際にAIに聞いてみましょう。今回は、私が有料版で契約している、ClaudeとGeminiに同じような質問を以下のように行ってみました。

Claudeへの質問画面

Claudeへの質問(プロンプト)は以下です。

今は、Claudeを含めて複数の対話型AIサービスがありますが、
それぞれ特徴があり、違いがあります。今は、複数の対話型AIサービスを併用
するほうが良いのでしょうか?200文字程度で、アドバイスをお願いします。

はい、複数の対話型AIを併用することには価値があると考えます。各AIは得意分野が異なり、例えばある AIは創造的な文章作成に優れ、別のAIはコーディングや技術的な分析が得意といった具合です。また、同じ質問でも異なる視点や解答が得られることで、より包括的な理解が可能になります。ただし、効率的に活用するためには、各AIの特徴や限界を理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。すべてのAIを同時に使用するのではなく、タスクの性質に合わせて最適なツールを選択することをお勧めします。これにより、より効果的な問題解決が可能になるでしょう。

Claudeからの回答

では、Geminiはどうでしょうか?

今は、Geminiを含めて複数の対話型AIサービスがありますが、
それぞれ特徴があり、違いがあります。今は、複数の対話型AIサービスを併用
するほうが良いのでしょうか?200文字程度で、アドバイスをお願いします。

はい、複数の対話型AIサービスの併用は有効です。Geminiは創造的なタスク、ChatGPTは汎用的な情報収集、Bing AIは最新情報に強いなど、それぞれ得意分野が異なります。目的に応じて使い分けることで、より質の高いアウトプットを得られます。また、同じ質問でも異なる視点や回答を得られるため、多角的な思考を促す効果も期待できます。

Geminiの回答

AIからの回答を整理すると、それぞれのAIには違いがあることを認めていますね。

私の「慣れる」という生活的テスト

私は、今はAIの「癖」を理解すべき時なのかと考えています。これを、できるのが、隙間時間にスマートフォンで、AIのサービスを試してみることです。
多くの対話型AIサービスは、スマートフォン向けのアプリを出しています。

これらを、スマートフォンにインストールして、何か気になったことがある時には、これらのAIに聞いてみるのです。

今は、AIは「習うより慣れよ」の時期だと思います。ぜひ、みなさんもさまざまなAIを使ってみてはいかがでしょうか?

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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問
もし良ければ、サポートをお願いします。今後の執筆のための、調査費用などに、有効に活用して、記事としてお戻しします。