見出し画像

副業をしたいけどどうすればいいか分からない人へ

「副業ってどうやればいいの?なかなか0→1を作り上げるのは難しくて」
これは副業会話あるある。

実際、下の日経記事のように、副業を解禁した企業数が全体の過半数になった一方で、実際の副業実施率はまだ7%と低い数値にとどまっているそうです。

僕は在職中に副業をしていたら、それが大きくなってFIREに至ったので、周りの友達と飲んでいても、よく副業について聞かれます。

そして冒頭の会話となるのです。

とはいえハッキリ言ってしまうと、そりゃ7%程度だろうなという思いも。副業なんて、そんな甘いものじゃありません。

なぜなら、副業を成功させるまでには次の3つの壁があるからです。

(1)副業を成功させるまでの3つの壁

■ 時間の壁

まず副業は、開始して数ヶ月で簡単に何十万円も稼げるものではありません。

はじめは500円、1,000円から。そしてまるで植物に水をあげるようにゆっくりゆっくり時間をかけて副業を大きくしていき、ようやく数万円、数十万円と言った金額に辿り着くものなのです。

ですから、もし副業で成功したいなら、「何をするか」もそうですが、それ以上に「継続できるか」、それも「ストレスなく長く継続できるか」の方が何倍も大切だと感じます。

副業にこれだけ時間をかけられるか、これが1つ目の壁です。

■ 天職を見つける壁

では、どうすればストレスなく副業を長く継続することができるのか。

この解として、副業は「天職」を見つけることに近いと考えています。というのも、本業が忙しかったりストレスフルだったりすることが多い会社員が副業を続けるためには、「自分の好きで得意なこと」を副業にするしかないからです。

本業でも辛い仕事をしてるのに、副業でも辛いことを選んでしまったら、継続するとかしないの前に心が病んでしまいますから。

とはいえ、人生で天職を見つけるなんてそう簡単にはできないもの。これが2つ目の壁です。

■ 固定給の壁

副業をやりたいと思いつつも、先の2つの壁があることを考えると、なかなか重い腰を上げられないもの。

特に固定給がある人たちにとっては、「わざわざ苦労をして副業で数万円を稼ぐくらいなら、給料だけでいい」という考えに至る人が多くいます。

これが3つ目の壁です。

もちろん、今はそれでも問題ありませんが、定年になったらもうその先は会社が稼がせてくれることはありません。

そして定年後から副業を始めようとしても、先にお話した時間の壁と天職を見つける壁を超えるだけの時間が、もうあまり残っていないのです。

(2)副業は早く始めて、育てるべき

こう考えると、副業は早く始めて育てるべきだと思いませんか?

実は僕自身も2023年の中頃は、天職の1つであった執筆活動を一旦減速して他の副業に手を出してみました。

今まだ執筆業に勢いがあるうちに、出版冊数を1冊減らしてでも、他の副業の種を植えたいなと思ったのです。

もし今、他の副業の種を何個か植えておけば、5年後にはそれぞれの種から芽が出て、少しは大きくなっているでしょう。

一方、もし今の執筆業の勢いに頼り切った状態で5年経った後、執筆業に陰りを感じ、慌てて副業を始めたとしたらどうでしょう。

そこからまた何年もかけなければ副業の芽は大きく育ちません。

この2つの状況、あなたはどちらを選択しますか?

(3)他の人からヒントを得て、行動する

このように、早いうちから副業を行うのがよいのは分かったところで、世の中の人はどのような副業をしているのか学ぶことが大切です。

僕は執筆という名目を通じて、FIREした20人の方々がどのように会社以外の収入を作り上げたのか、お話を聞き、まとめました。

また、僕自身の書く副業の経験を皆様にお伝えすべく、次のような書籍にもまとめました。

こうして色々なところから情報を取りまくってください。そして「自分にもできそうだな」というものに、とにかくチャレンジをしてみてください。

世の中何が上手くいくか分かりません。
僕自身も、自分に本を書く才能があったと気づいたのは43歳の時でした。それまでは1文字も本を書いたことなどなかったのです。

(4)まとめ

今まで副業したいなと思いながら、はじめの一歩を踏み出せていない皆さん、とにかくまずは情報を収集してください。

そして、そのうえで、行動を起こしてください。

行動を起こしていれば、次に取るべきアクションが見えてきます。成功への道は、そのPDCAの繰り返ししかないのです。

上手く回りだすと、自分の力で収入を得ることって本当に面白いですよ!

いいなと思ったら応援しよう!

寺澤伸洋@FIREしたビジネス書作家
最後まで読んでくださって、ありがとうございました! これからも楽しみながら書き続けていきます!

この記事が参加している募集