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みなさん、「AI検索」使っていますか?


「ググる」は、「ジェミニる」に変わる?

今や、インターネットで検索することを、「ググる」というのは、一般の言葉になりました。しかし、この「ググる」という言葉も、2000年代に登場した言葉です。まだ、歴史の短いこの言葉にも、早くもバージョンアップの時期が来たかもしれません。

それは、「ジェミニる」です。

上記のテレビコマーシャルを見たことのある人も多いのではないでしょうか?そして、多くの人は、スマートフォンに、生成AIのアプリが登場したのだと思ったことでしょう。

しかし、私は、インターネットの検索が、これからはAI検索に変わるのではないかと考えています。つまり、「ググる」は終焉を迎え、これからは「Geminiる(ジェミニる)」時代の幕開けなのです。

「ジェミニる」を体験してみよう

AI検索は、今は、スマートフォンの世界では、熾烈なアプリ競争が行われています。

それは、検索行動そのものが、今やPCから行われるよりも、スマートフォンで行われることが多くなったからです。
実際に、検索サービスを行っているGoogleも、「パソコン用 Googlebot によるクロールの終了」となり、これからの検索サービスは、モバイル端末中心に行われることになりました。

そして、スマートフォンでは、PCを使っている時よりも、時間がない時の検索行動が多く、今までの「ググる」では満足度が向上しなくなっているのです。

では、さっそく皆さんにも、「ジェミニる」を体験してもらいましょう。

上記のページにアクセスをして、よくありそうな困りごとを聞いてみましょう。

大雨が降ってきましたが、傘をもっていません。どうしたらよいでしょうか?

まぁ、こんなこと、出先で聞くとは思えないのですが、ここを例だと思って大目に見てください。すると、Google Gemniから、以下のようにアドバイスが返ってきます。

大雨が降ってきましたが、傘をもっていません。どうしたらよいでしょうか?の答

このように、AI検索を行うと、すぐに答えが返ってきます。これが、今mでの「ググる」とは異なります。

大雨が降ってきましたが、傘をもっていません。どうしたらよいでしょうか?

インターネット検索でも同じ質問を行えますが、「質問」→「答えのありそうなサイトの紹介」→「サイトへのアクセス」→「ページを読んで答えを見つける」というように、私たちが行うことが多いのです。

今はAIに慣れる時期

AIは、私たちの生活も大きく変えています。今回は、Google Geminiを、検索サービスとして考えた時の考察をしてみましたが、実際にはもっと多様な使い方があります。

どのように使うのか。そして、何が便利になるのかは、体験、そして慣れることによって、学べると思います。まずは、さまざまな会社が提供しているAIを使ってみましょう。きっと、「ググる」以上の体験が待っていると思います。

私も、さまざまなAIを遊んで、研究して、利用しています。ぜひ、みなさんも。


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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問
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