Beyond MaaS はエネルギーとの融合。かもしれない。
日経クロストレンドさんの「Beyond MaaS モビリティ革命の先にある変化」のインタビューで、エネルギーとモビリティが融合する可能性についてお話させていただきました。
自動運転や自動車のシェアリングが当たり前になれば、分散蓄電技術としてバッテリーを活用できて地域でのエネルギーマネジメントの強力な担い手になるかもしれない・・。もちろん技術的・制度的障壁は星の数ほどあります。例えばわが家の上の太陽光発電で余った電気を誰かに売るなら、ちゃんと計量法で検定を受けたメーターを設置しなければなりませんが、わずかばかりの電気を売るのに検定を受けた高コストのメーターを設置していたのでは当然割に合いません。だからといって、計量法をなくせばいいという単純な話ではなく、計量法には取引の安定性と消費者の保護といったような立法の趣旨があるわけですから、分散型電源のような「小さな余剰」の取引とどう整合させていくかという判断が求められます。技術的には可能であっても、社会としてどう取り込んでいくかというところが大きいのかもしれませんね。
とはいえ、エネルギーもモビリティも今後大きな変革を迎えていくことは間違いがなく、うまく融合して日本の社会変革につながればと期待しています。有料記事なので申し訳ないのですが、ご紹介させていただきました。
https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00051/?i_cid=nbpnxr_pg_topic-path