どうする核のごみ問題。
7月28日に高レベル放射性廃棄物の科学的特性マップが公表されました。これを契機に、これから議論を進めていくために必要な条件について考えました。
原子力発電が始まって既に半世紀。この問題の解決に本気に取り組まずに来た先人たちを批判したり恨み言を言ったりしても既に生まれた廃棄物は消えないわけで、それで時を過ごしてしまうことは先人たちと同じことを私たちも後世に対してするだけになってしまいます。メディアの論調や、インターネット上のコメントなど見ていると、解決に向けた努力を否定するだけのものが多くありますが、そんな評論に意味は無いなと思います。
もちろん、政府も電力会社も「すでにごみはあるんだからやらなきゃしょうがないでしょ」ではすみません。説明を尽くすべきことがたくさんありますよね、ということを書きました。
ご一読いただければ、そして、評論ではない意見をいただければ幸いです。
余談ですが、タイトルは正直残念です。「核のごみはそんなに面倒か?」では、「なんの逆切れだ?」ですし、「私の恨み言」は「恨み言の一つも言いたくなるけど、それをやってちゃ変わらない」と書いた趣旨が伝わらなかったのかなぁ、と。タイトルって、書いた人間からすれば文章の顔のようなもので、意に染まぬタイトルがつくのはとても悲しい。でもまぁプロの手によるタイトルで、私が思ってもみなかった読み方をしてくださる方も出るかなと前向きに考えてみます。
話がずれましたが、ご一読いただければ幸いです。
http://ironna.jp/article/7364