クラウドファンディングがIPOするということ
遂にこういうニュースを耳にするときが来たか。
最初にニュースを聞いた時の率直な印象。
日本でクラウドファンディングが初めて誕生したのが2011年。
ちょうど約10年を経て、クラウドファンディング事業者がIPO(未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させること)する事例が、2019年12月11日に初めて生まれた。
ある意味、クラウドファンディング業界にとっては記念すべき日だと思う。
一義的には、クラウドファンディングという業態や新しい仕組みに対して株式市場が興味を持つことで、より一層認知や広がりが生まれる契機になると思う。だから、同業他社さんがIPOして頂くのはとても喜ばしい事だし、それまでの道のりの苦労を考えると、マクアケさん、おめでとう!と心から賛辞を贈りたいと思う。
チキンレースが始まる!
僕が2011年にMOTIONGALLERYを創業したとき、まだ日本にはクラウドファンディングというサービスが存在していなかった事もあり「クラウドファンディングをメイン事業に会社を立ち上げる酔狂なところは我々以外は無いはず」と確信してプロダクト開発を進めていた。
(2011年に始まった我々MOTIONGALLERY。お陰様で毎期連続で流通金額前年比200%以上の水準で成長。しかしがながらIPOとは距離をとって運営している。)
でもいざサービスをローンチするタイミングで、READYFOR?とCAMPFIREと同業他社が2社も現れて「え?こんな酔狂な人が他にもいたの?」と思ったものだった。しかもその後もぞろぞろと後続サービスのローンチが続く。今回IPOしたマクアケさんはその3年後位でしたっけ。確か。その時、
「2019年までにIPOすることを目指した同業者のチキンレースになるだろうな」
という風に感じていたことを今でも思い出す。
VC(ベンチャーキャピタル)の償却期間が凡そ押し並べて10年という事を考えると、2019年〜2020年がどうしても上場ターゲットとなる上に、
当時から所与の事として考えられていた事項だと思うけど、日本の経済環境などを考えると株価形成に最適なのは2020年までであり、それ以降にIPOがずれ込んでしまうと株価形成が難しくなりそうという事、
そして、一般論として言われている、「1社が先行してIPOすると、しばらくは同業他社は続いてIPOはかなり難しくなる」という話。それらがその根拠だった。
実際、どこも一般的なスタートアップ的展開というか、VCなどの外部から資金調達をどんどんして、そしてバーンレートをどんどん上げ、大々的にTVCM打ったりしてと、現金を盛大に燃やしつつ2020に向けたIPO一番乗り競争が激化していた様に感じている。
そういう意味では、そのクラウドファンディング業界におけるチキンレースでは、マクアケさんが見事一等賞!ってことなのかもしれない。
そして、そのレースに参加していた競合他社は、結構これから大変かも知れない。償還期限も迫る中、ますますVCなどの投資体からのイグジット圧力は増していくが、しばらくは素直にIPOするというイグジットは難しくなる。
某社がリビングデッドな投資型クラウドファンディング会社をM&Aしたのも、クラウドファンディングという枠を超えた企業という見せ方にして、マクアケさんに上場を先に越された後でも銘柄を変えて上場説得材料を増やす狙いである様に購入型クラウドファンディングがメイン事業ではないと見える作業をするか、身売りを検討するかというのがかなり強力に迫られていくのではないか。
クラウドファンディングはなんの為に存在するのか
だが待てよ、とも僕は思う。
そもそも、このIPOをゴールに据えたレースに最初から参加していない僕の視点から観ると景色は違ってみえたりもする。それは、
あれ?そもそもクラウドファンディング企業って株式上場して大丈夫なんだっけ!?
という景色。言い換えれば、株式上場に適している業態なんだっけ?ということ。今回は折角の機会なので、その論点における僕の考えを話したいなと思う。
(あくまでクラウドファンディングというシステムの意義と適切な形態について考える契機になれればというだけであり、決してIPO自体を云々する意図は無い。親子上場の是非などの話もここではしない。)
実は、これまでMOTIONGALLERYは8年間運営しているが、一度も外部資金を入れていない。そう、我々はIPOレースに最初から参加していない。
起業して更にそれをグロースさせるのは、それこそ大変な大きなお金が必要。だからこそ、株式で投資してくれるVCの様な存在は、起業家にとってはとてもとても大事で有り難い存在であることに疑いの余地はない。その一方で株式は血の一滴と言われるくらい、外部から資金調達をする事は会社のあり方に強い影響を与える大きな話。VCから投資を受けるということはそれは即ち、10年以内にIPOなりM&Aなりで株式の現金化を約束するという時限爆弾をセットしたのも同じ。つまり、どうしても必要な立ち上げ資金や事業拡大の為の資金を獲得する代わりに、自分たちのゴールが決まってしまう様なものだ。
そんな中、我々は創業初期の頃からこれまで、時限爆弾がセットされるのを拒み続けて来た。実はMOTIONGALLERYを始める上で設定していたチャレンジの内の1つは、「IPOを含めた外部資金を入れずに成長し続ける」事だった。IPOをしないという選択肢を持てる=外部から投資マネーを入れないでも良い経営をする挑戦は、やっぱり大変で、最初の数年は発起人の自分がタダ働きをするのは当然として、色々と苦難はあった。今もだけど。
「目指せIPO!」と言う掛け声が溢れ続けるスタートアップブームの中において、「IPOしたくない!」って言っているのはかなり変人か、もしくは単なる負け惜しみに思われがちだけど(笑)、ある一面ではVCから資金調達する事よりも難しい挑戦である。「人間は、座っているのと立っているのは楽だが、中腰が一番つらいもの」という格言があったがまさにそんな感じだ。でも別に投資家サイドだけでなくて、起業家サイドだってIPOしたら資産家になれるしいいことづくめだからみんな上場を目指して起業するんじゃないの?と思われると思う。
ではなぜIPOをしたくないと思っているか、それには理由が3つある。
1.非上場企業は格好良い
実はこの考え方は、自分が起業する前に戦略コンサルタントをやっていた経験が大きく作用している。市場主義経済のど真ん中で合理化と利益最大化に邁進していた事で、その面白さと同時に、怖さも実感した。一言で言ってしまうと上場企業はどうしても近視眼的に動かなくては行けない側面が強くなるし、どんなプレッシャーがあるのかというのを実感した。と同時に、別の1つの共通点にも気づいた。自分が関わらせて頂いた数多のクライアント企業のなかで、特に「すごいな」と思わされた企業が、よくよく振り返るとどれも日本屈指の大企業でありながら非上場企業だったのだ。
合理化を推し進める中、上場企業であれば株主説明がつかないから真っ先に切られるはずの文化事業や社会貢献事業は会社の存続意義だと続行しつつつも、我々の提案を、スピーディーに且つ提案以上にドラスティックにやり切り、成功させてしまう。市場に縛られないからこそ出来る、ロングタームシンキングだったりアートシンキングな発想が許容できる非上場企業だから出来る芸当だと実感したものだった。その原体験から、自分が会社をやるなら非上場にして格好良い選択が出来るようにしたいなと思った。
2.上場ゴールになりそうなビジネスモデル
クラウドファンディングのビジネスモデルは、皆様御存知の通り、手数料モデル。
流通金額から何%かを頂くモデルだ。
しかし同じ手数料ビジネスで比べても、常設として出店されるECや、購買サイクルを高回転させられるフリマ、射幸心を煽ってLTVを爆上げできるソシャゲとかと比べると、集金エンジンを肥大化させるパラメータは弱い。
そして、そこを無理に弄って集金力を上げる事は、まだ形になる前の未来を創造する挑戦に伴走し、世の中に問を投げかけるというクラウドファンディングの正しい在り方の「死」に繋がる。
「鶏が先か卵が先か」の議論でスタックしてしまいがちな新しい製品の開発資金を、みんなの応援マネーを集めてグリーンライトを灯す場であるはずなのに、例えば海外で発売済みの製品を輸入代理店が大幅割引をインセンティブに掲載する事で耳目を集めるだけの装置になっているのを「儲かるから良し」としているプラットフォームも実際にある。確かに「新しいチャレンジ」だけを掲載するのに比べると、掲載対象プロジェクト数も一気に拡大するし、割引によって流通金額も上がるだろう。だけどそれってクラウドファンディングなんでしたっけ?という話だ。
「コンセプトを守って、その文化をじっくりと育てる」そんな農耕型なクラウドファンディングという仕組みは、加速度的にスケールする様なスタートアップの典型モデルではなく、ゆっくりと文化圏を広げてファンを創っていくメディアに近いビジネスなんじゃないかと考える。その推察がもし合っていれば、上場してしまうとその後の舵取りはとても難しいだろう。指数関数的成長を求める株主圧力に立ち向かえる気がしない。
僕はクラウドファンディングという仕組みに未来と、そして社会を豊かにしていく素晴らしい力を信じている。だから上場できたらその会社を卒業して次のビジネスに!みたいな感じではなく、ずっとクラウドファンディングをやっていたい。そう考えると、上場して難しい舵取りを迫られるのは、なるべく避けたい。
株主ではなく、ユーザーと向き合っているほうがクラウドファンディングで社会を豊かにし続けていける、そんな気がしている。
3.そもそもクラウドファンディングの存在理由は市場経済の歪み
そして最後に、このそもそも論がある。
「クラウドファンディングってなんで社会に必要なの?」
それは、今の市場経済が進みすぎた事で、本来回るべき新しいチャレンジにリスクマネーが回らなくなり、生まれるべきイノベーションが生まれなくなっている事にある。「いや、そんな事ないでしょ」と思ったあなたはとても鋭い。スタートアップのチャレンジには今どんどんお金が回っている。じゃあ何の話をしているの?ということだが、それは決して社会に起こるべき新しいチャレンジはビジネスだけではないということ。文化的な活動だったり公益的な活動だったりというところにも新しいチャレンジが生まれ、イノベーションが起こることで社会はより豊かになる。人間は経済だけで生きてはいけない社会的な生き物であるが故、それらの活動も経済活動と等しく重要なのだ。でも市場経済から観ると、数値化・金銭化しづらいそれらの活動は無視すべき存在となってしまい、今そこにお金が回らなくなってきてしまっている。この傾向が進むとどんどん社会が貧しくなってしまう。
であれば、お金でお金を産もうとするお金の回し方ではない、新しいお金の回し方のインフラをつくるしかない、それがクラウドファンディングなのだ。
その本質を考えると、市場経済オルタナティブとして存在しているクラウドファンディングが、株式市場に上場するっていうのは、めちゃくちゃに奇天烈な話なんじゃないって思う。自らクラウドファンディングの可能性を封印してしまっている様に見える。
・・・という風に考えて、非上場でMOTIONGALLERYは、如何に非上場を貫き続けられるかを逆算して運営されてきたのである。
「え?こんな酔狂な人が他にもいたの?」と当初思ったのは、上場に適さない、つまりビジネス的・投資的メリットが少ないが、色々と大変そうだなと考えていたこの事業にわざわざ取り組もうと思う様な人は酔狂だなあと我ながら思って始めた事業だったからだ。でも案外、どこも株式会社上場に向けて突き進んでいる。酔狂なのは自分だけかもしれないのは悲しい事実である。
本家KICKSTARTERが選択した企業のカタチ「B-Corp」
正直に言うと「クラウドファンディングはIPOしないで居続けられるのが正解なはず!」と確信しているはずが、同業他社に限らず、スタートアップが資金調達したニュースなどを聞くと、その考え方が正しいのか不安になるときも少なくなかった。
そんな時、「あ、やっぱクラウドファンディングの本質を考えるとそうなるよね」というニュースがあった。
それはクラウドファンディングの本家・アメリカのKICKSTARTERが、IPOをしないと宣言したニュースだった。
クラウド・ファンディングの「キックスターター」が、昨年「Kickstarter Inc.」から、「Kickstarter PBC」に企業形態を変えた[原文掲載は2016年6月。キックスターターが企業形態を変更したのは15年9月]。発表に際して、ペリー・チェン以下、3人のファウンダーは連名のブログでこう書いた。
「最近まで、アメリカの会社法には、営利企業が株主の利益を犠牲にして社会的利益を追求するという考え方に対する保護がなかった。株主の利益を最大化すること以上により重要なゴールがあると信じる企業は、営利企業は何よりも利益を最優先するために存在しなければならないという前提と葛藤してきた」
KICKSTARTERが会社形態を変えたのは「PBC」という形態。「PBC」は「Public Benefit Corporation(パブリック・ベネフィット・コーポレーション)」の略。一般的には「B-Corp」という名前で、「B」には、社会の公益という意味がこめられている。
この「B-Corp」なる新しい企業形態になる条件は明確に決められている。
例えば、
・ユーザーデータを第三者へ販売しないこと
・税金逃れのための「抜け穴や脱法的税務戦略」を利用しないこと
・税を引いた利益の5パーセントを芸術や音楽教育、あるいは不平等と闘う組織に寄付すること
といった内容が含まれている。そして、上場企業で言うところの決算報告にあたるであろう、当該企業の公益への取り組みを評価する「インパクト・リポート」が年二回、一般に公開される(評価するのはB-Corpを考案したNPO「B Lab」)。
企業はB-Corpに転換する事で、これまで利目的の株式会社である以上株主の利益を優先しなければならないという法律上の制限から開放され、公益を優先出来る(しなくてはいけない)様になる。これって、シンプルに非常に素晴らしい話だし、未来型企業のあり方を示していると感じる。これまで、CSRとしてもしくは一企業の単なる善意として実行されていたような取り組みを仕組み化したものだと思う。実際に、社会責任に重きを置くことで知られる企業が続々と参加していることから「公益企業」の登場はひとつのムーヴメントとして認識されるようになって来ているらしい。
そのうち「B-Corp」であるという事がブランドとなる時代が来るだろう。
過去からは推測できない非連続的イノベーションを目指す活動であったり、公益を拡大する文化的活動や社会的活動は、短期的な事業性のものさしだけでは評価できないからこそ、現在の市場経済ではお金を集めづらい。そこに「共感」や「参加」もしくは未来の社会への一票という形でお金を投じ、連帯する”みんな”で世界を一つずつ変えて行く為の「クラウドファンディング」という仕組みを運営するものにとっては、この「B-Corp」は、その実態や理念を体現するのにまさにぴったりな企業形態だと思う。
株主の利益を最大化すること以上に重要なゴールがあると信じる取り組みをサポートするのがクラウドファンディングである以上、クラウドファンディング事業者も、株主の利益を最大化すること以上により重要なゴールがあると信じる企業であることを態度を持って示さなければ行けないと思う。
だから日本でも導入されたら、真っ先に我々も手を挙げたい!!!
日本でも少しずつ取り上げられて来ていて、とても楽しみだ。
しかし、KICKSTARTERには、アメリカを代表する名うてのVCからもお金が入っていたのに、この決断にそのVCは反対するどころか賛成したらしい。儲ける機会を失ったが、社会を本質的に豊かにする、もしくは進化する為のチャレンジの背中を押せるVCがいるって幸せだし、すごいことだなと思う。
パブリックとは何か。
僕が勝手ながら未来を感じているこの「B-Corp」という新しい形態。
これを見ていくと、最後に「パブリックとは何か」についても考えなくては行けないと思う。
「B-Corp」は株主の利益よりも、公益を優先する企業体である、
とするならば、それはまさに公(パブリック)な企業といえるはずだ。
非上場企業であるにも関わらず。
しかし我々は「上場するという事は私企業が社会の「公器」になることだ」と当然の様に言われて育って来た。だから上場すれば社会的信用が生まれるのだと聞かされてきた。
であるならば、一旦「公(パブリック)」って何なんだろうか?
僕が考えるに、公益を優先する「B-Corp」と上場企業とでは「パブリック」の対象が違うのではないかと思う。
「B-Corp」が向き合っているのは、「社会」という誰もが既にそこに存在している「公(パブリック)」であり、
上場企業が向き合っているのは、「市場」というお金を介すれば誰でも参加が可能である「公(パブリック)」である。
それらは似ている様で大きく異なるものだ。
2つの企業の在り方が並立し、それぞれの良い面を最大化していく社会になれば、
グローバルで戦う事を前提とし、スケーラビリティのあるビジネスに取り組むメガベンチャーが市場と向き合いどんどんと成長していけるし、一方で、スタートであるはずのIPOをゴールに設定する、もしくはせざるを得ない状況になったスタートアップが無理くり上場する様な事例も、「B-Corp」的なものも認められる様になれば減るかも知れない。
市場の向き合って成長していく企業という在り方だけでなく、社会と向き合って公益を増やすという在り方も、「公(パブリック)」な事業体として認められる時代を創っていくのが、2020以降に生きる我々世代が起こすイノベーションかも知れない。
既にそんな「B-Corp」的なスタートアップ企業は日本でも生まれている。
今や誰もが知っている東京R不動産や、内装・リノベーション関連のネット販売のTOOLBOXを手掛ける「株式会社スピーク」はまさにその走りなのではないかと、林さんの話を聞くと良く思う。マッキンゼーでバリバリとコンサルタントをしていた後に、IPOを目指さない前提で東京R不動産を立ち上げ、不動産の価値を再定義し人の暮らしを豊かにし続けている。その上で成長し続けている姿は、自分のロールモデルだなとも思う。
2020年、MOTIONGALLERYも創業10年目に入ろうとしている。
MOTIONGALLERYは「クリエイティブに特化したクラウドファンディング」と紹介される事もあるが、それは正解でもあるが間違いでもある。
映画やアート、演劇、書籍といった表現活動や、遊休不動産をリノベーションして地域に居場所をつくる様なローカルなプロジェクトが並んでいるMOTIONGALLERYだが、確かにその様な広義の意味でのクリエイティブな活動にフォーカスして我々は活動している。ビジネス性の物差しだけでは動いていない・動いて行かないプロジェクトのスタートを支援するのがクラウドファンディングだと思っているからだ。
ビジネスマインドに溢れたプロジェクトや、一般的にビックトレンドになった取り組みなど、既にビジネス性や普及性が担保された取り組みの掲載が少ない点を、他のクラウドファンディングとは違うという意味で「クリエイティブに特化したクラウドファンディング」と表現されているのだと思う。
褒め言葉だとも思うので嬉しいのだけど、僕が言いたいのは、クラウドファンディングの存在意義そのものが、社会づくりを含めた広義の意味でのクリエイティブな活動を応援する為の仕組みであるという点である。我々が特化しているのではなく、我々のやっていることがクラウドファンディングなのである、位の思い入れで頑張っております。
もともとIT界のスターだったり、親会社がメガベンチャーだったり、親族が議員だったりというのと比べると、何者でもない僕が立ち上げたMOTIONGALLERYがここまで成長できたのは、多くのコレクターの皆様とクリエイターの皆様を始めとした「公(パブリック)」と関係性を築き、そして助けを頂いたからに他ならない。
なんの後ろ盾もないMOTIONGALLERYではあるけども、
2020年から始まる次の10年も、B-CORPがひとつの好例であるようにクラウドファンディングの存在意義を社会にインプリし続けられる様に、MOTIONGALLERYは非上場ではありつつも「公(パブリック)」な存在として頑張って行きたいと決意を新たにした。
新たな10年の始まりとなる、来年2020年も応援よろしくおねがいします!