大林 尚朝/Another works
採用した複業人材がバリューを発揮するには?これだけは押さえたい3つの注意点
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採用した複業人材がバリューを発揮するには?これだけは押さえたい3つの注意点

大林 尚朝/Another works

こんにちは。日経COMEMOのKOLをしております、大林と申します。
普段は複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営する株式会社Another worksの代表をしております。

現在、多くの日経記事で、複業がテーマとなっています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA15BUS0V10C22A6000000/
例えば、6月に注目を集めたこちらの日経記事。厚生労働省がすべての企業を対象に原則複業/副業を認めるよう促し、制限する場合は理由を公表するよう要請するというものです。現在の指針では①労働者の安全②業務秘密の保持③業務上の競合回避④就労先の名誉や信用の4点のいずれかを妨げる場合、企業は副業を禁止または制限できると定めているといい、言い換えると上記以外の理由では制限することができなくなったのです。

また、パーソル社の調査によれば、日本では正社員の副業を全面的に容認する、条件付きで容認する企業を併せると企業は50%以上となり、副業解禁が進んでいるといいます。

複業解禁が進み、優秀人材が続々と複業し始める世の中となる現在、企業成長には複業を受け入れ、事業をスピード感をもってグロースさせることが欠かせません。そこで今回は、受け入れた複業人材がバリューを発揮するためのポイントを、3つの注意点にまとめご紹介します。

 1.依頼や条件を明示化

まず、依頼内容や条件、報酬を明示化し、伝えることです。正社員や派遣採用では、当たり前に行われている業務ですが、同じく複業、業務委託人材とのやり取りが欠かせません。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC27AIJ0X20C22A1000000/
例えば、キリンHD・ヤフー・パーソルが相互副業を実証実験で行ったケースでは、複業期間、その間の報酬、業務成果を明確に定めたといいます。

副業期間は約3カ月で週1回以下の稼働とする。副業者は企業と業務委託契約を結び、報酬は月5万~10万円ほどの予定だ。業務の成果を明確に求め、従来の人事交流などとは異なる位置づけにする。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC27AIJ0X20C22A1000000/

複業採用において、多くの企業様が悩まれることが報酬です。報酬は時給、固定給、成果報酬のいずれかに当てはまることが多く、契約書に明示することが大切です。
弊社が無料で配布している単価相場表もございますので、ご参考になれば幸いです。
https://cl.aw-anotherworks.com/documents/market_price

また、複業ならではとして重要になるポイントが、「業務成果」の認識合わせです。複業メンバーが、どの期間で、どのようなアクションを行い、どのようなアウトプットをしてもらうのか明確に提示し、認識を合わせることが重要です。

 2.複業メンバーに専属担当をつける

複業メンバーの受け入れで重要になる2つ目のポイントが、「専属担当」を1名付けることです。

複業メンバーを採用したが、なかなかアウトプットが出ず、上手くいかないケース。多くの場合の原因は、誰がその複業メンバーとやり取りし、ディスカッションをし、アウトプットを管理するのか、担当が決まっていないことです。

複業メンバーは、リモートワークで参画するケースも多く、正社員のように全社員を把握し、理解できるわけではありません。つまり、専属担当がいないことで、誰に質問をすればいいのか、誰がこの領域を詳しく担当しているのか、分からず困惑し、そのまま契約期間が過ぎてしまうケースがあるのです。

また同時に、複業メンバーとのディスカッション、アウトプットを通じて、自社にノウハウが蓄積されることが理想的です。複業メンバーがもたらす知見やノウハウは、依頼業務に留まらず、自社にとっての財産となるでしょう。

https://note.com/anotherworks/n/nb07cc2e79d95
例えば、地方自治体で複業メンバーと共に町の改善に挑戦したケース。
大阪府岬町では、「職員のみで自走できる状態」をゴールに置き、実際に複業メンバーにアドバイスを貰いながら、運用や実行を職員が行う体制でプロジェクトを実施しました。

 3.雇用形態関わらず仕事ができる環境を

最後に、正社員と複業メンバーで分けることをせず、雇用形態に関わらず接し、仕事ができる環境づくりをポイントとしています。例えば、複業メンバーとの1on1の実施や、全体・部内ミーティングへの参加などです。

特に、ベンチャー企業や新規事業部での複業メンバーは、コアメンバーになることが多く、相互理解を含めた信頼関係の構築が欠かせません。

弊社でも複業メンバーが、部内ミーティングへ参加し、業務のキャッチアップや社内メンバーとの意見交換を行ったり、全社イベントに参加するなど、雇用形態に関わらずAnother works 社の一員としてご活躍いただいています。

まとめ

ここまで、受け入れた複業人材がバリューを発揮するためのポイントを、3つの注意点にまとめご紹介してきました。

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受け入れた複業人材がバリューを発揮するための3つの注意点
 1.依頼や条件を明示化
 2.複業メンバーに専属担当をつける
 3.雇用形態関わらず仕事ができる環境を
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Twitterでも日々発信しています。
https://twitter.com/obayashi_aw


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大林 尚朝/Another works
株式会社Another works代表取締役。複業マッチングプラットフォーム「Another works( https://aw-anotherworks.com/ )」を立ち上げる。以前は株式会社ビズリーチでM&A領域の新規事業立ち上げ。趣味は映画とラップ。