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18歳でクレジットカードを作る上での注意点

2022年4月1日、民法の改正により成年年齢が20歳から18歳になり、18歳以上の方(高校生は除く)であれば保護者の同意も必要なく、クレジットカードが使えるようになりました。

日本では収入がなくても誰でも申し込めるクレジットカードもあり、気軽に申し込めるようです。海外では6ヶ月分の給与明細が必要だったり、クレジットカードの使用履歴がないと限度額が低く設定されたりと日本よりも審査が厳しい場合が一般的です。

クレジットカード初心者が気をつけたい限度額

無理なくカードの支払いに返済できる金額は年収の1/4程度までと考えて。アルバイトや仕送りなどで月20万円あるとします。そこから生活費に15万円かかるなら、貯金やカード返済に回せる金額は5万円までです。カードの上限額は毎月の余裕資金の2倍くらいにとどめておくと安心です。この例の場合は上限額は10万円にとどめておくなどです。

カード払いの支払いは1ヶ月程度遅れるので2ヶ月分の予算をリミットにしておくと使いすぎ防止になり、かつ、カードの上限一杯になって使えない不便さも回避できると思います。

ポイントは1%程度たまり、年会費がないカードを選ぶとよいです。毎月必ず支払わなければならない固定費などはカード払いにしてポイントを貯めてもよいと思います。

ちなみに、日本では借り入れは年収の1/3までになっています。例えば、年収300万円の人が貸金業者から借り入れができる合計額は最大で100万円です。めいいっぱい利用すれば、自由に使えるお金は200万円まで。これ以上使えば、生活が破綻することが予測されます。返済能力を超える借り入れを規制しているのです。

日本貸金業協会ホームページ

クレジットヒストリーをきれいにしよう

クレジットカードを発行する際に参考になるのが「信用情報(クレジットヒストリー)」です。こちらは将来、クレジットカードを作るとき、または将来家や車を買うときに組むローンの参考となるものです。若いうちからクレジットカードを作り、きちんと返済していくことで信用情報が高まります。しかし、返済が滞るなどをすると、クレジット情報が悪くなるのでしっかりと返済日に決済できるように口座にお金を入れておきましょう。

また、銀行やカード情報を入れることによって自動的に家計簿にしてくれるアプリもあります。そうしたアプリを使うことによって、カードの利用額、たまっているポイントなども把握しやすくなります。自分の管理できる能力に合わせてカードと付き合っていきたいですね。

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