季節調整値で見るべき

今回貿易収支が8か月ぶりに赤字に転じた最大の要因は、季節要因で輸出が抑制されたことによるものです。

このため、貿易の実態は季節調整値で評価すべきでしょう。

ちなみに、季節調整値の貿易収支は+3733億円の黒字で、輸出が上振れたことで市場予想を上回っており、少なくともヘッドライン報道とは異なる印象となります。

ただ、毎年1,2月はアジア圏の旧正月の影響で攪乱されますので、単月の評価は難しいことには注意が必要です。

1-3月期の季節調整値で均して評価すべきでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL19HUE_Z10C18A2000000/

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