「アベノミクス」と「働き方への価値観」〜この7年を振り返る〜
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「アベノミクス」と「働き方への価値観」〜この7年を振り返る〜

 みなさま、こんにちは!
 エコノミストの崔真淑です。

 みなさまのおかげで、学術研究・放送業務・企業でのアドバイザー業務と三足草鞋生活を充実させて頂いている自身です。一方で、本当に毎日が楽しいのですが、年齢と共に時間の使い方や健康とのバランスを考えることも増えてきました。My働き方改革を実施中です!
 そんな働き方への課題意識が高まる中で、タイムリーなイベント登壇の依頼を頂きました!一般社団法人at Will Workによる「 働き方を考えるカンファレンス2019」の登壇です!しかも働き方改革を日本企業が進める上でのポイントについて、経済産業省 世耕弘成大臣との対談という、大変貴重な機会を頂きました。このような機会に恵まれたのは皆様の支えがあるからです。本当に有難うございます。写真は、その対談の様子です!とても緊張したのですが、世耕大臣の笑顔で対談を楽しめました!

*世耕大臣との対談からの学び!

 コラムトップのイラストは、at Will Work さんが内容を一枚にまとめてくれたものです。対談では、

・日本企業が変えていくべき、変えないべき働き方
・霞ヶ関の働き方の現状と課題
・多様な働き方を推進するための人事評価
・経済産業省での働き方改革の進捗と成果

を中心に伺いました。
 一番印象に残ったのは、経済産業省の取組です。官僚の方々の帰宅時間を早めるために、ある業務の締切時間を◯◯時と明確に定めたとのことでした。しかし、単にリミットを設けても、守れない方が続出しては意味がありません。どうしても締切を超えた場合は、その案件担当者に大臣自ら背景や考慮すべき課題を聞くようにしていたとのことです。大臣自ら行動されたら、守らねば!と背中を押されますよね。結果、組織全体の帰宅時間の改革は早期に改善されたようです。
 この話を伺い、なるほど!と深く反省した自身でした。というのも締切を設定しても、それを守ろうとするインセンティブがないと全うできないことが自身は多々あるからですMy働き方改革を推進するためには、自分自身にも、アシスタントさん、また仕事関係者、お互いに締切を守りあうインセンティブ設計(制度設計や誘因)を作り出すことを意識したいなと感じました。倫理感で早く終わらせましょう!でなく、早く終わらせたいインセンティブ設計を心がけたいです!


*藤本さんとの対談の学び!

 そして、次に対談をさせていた頂いたのはat Will Workの代表である藤本さん!上記の写真がその様子です。藤本さんは自身が尊敬する女性の1人です。というのも、こちらの組織運営、日々の業務と沢山のことをこなされているのに、いつも笑顔!!すごい!しかも仕事ができる!!(真似したいけどなかなかできない自身です‥)
 藤本さんとの対談では、働き方改革を進める際の個人として意識したいことを中心にトークをしました。内容は、

・副業には2種類あるだろうということ。
・1つは、すぐにお金にするための本業にあまり関係ない取組。もう1つは、すぐにはお金にならないかもしれないけど、長期的な稼ぎを生み出すための取組。副業推進の中で、できれば後者を進めたいが、なかなかそうなれない現状
・その背景としての賃金動向の現状
・一方で前者のような取組を加速させるには、なにか自分の専門性を持つと、それを軸に多様な経験が頭の中で整理されやすい
・ただし、その専門性とは、学位とかそういう物だけでない!自分史から自分の培ってきた経験や知見を書き出すことで見えてくる場合が沢山ある
・本業以外の取組で、より自分の専門性が磨かれたり、学びがあることが多々ある

等々をトークさせて頂きました。これらの経験を通して一番強く感じたのは「この7年で、世の中の働き方への価値観って大きく変わりつつあるんだ!」ということです。
 というのも、7年前に自身が独立開業したした時は、良い印象を持たれることは少なかったのです。当時は、自身が放送業務や自社の仕事、学術とエコノミストとしてパラレルな行動に対して、「一つに絞れないの?」「なぜ勤め先をやめるの!」「一つの企業を勤め上げなされ」という声を頂くことが多々ありました。
 でも、このように多様な働き方を堂々とトークできる環境になったことで、「あぁ自分の気持ちに正直になって良いんだな。更に精進しよう!」という勇気を沢山頂きました。それを支えてくださっておる方々へ感謝せねばと痛感しました。本当に貴重な機会に感謝です。

(カンファレンス後の懇親会で来場者の皆様と!)

*「アベノミクス」と「働き方への価値観」について

 日本は働き方だけでなく財政難、社会保障問題と沢山の変えていくべき課題は多いです。そんな中で、エコノミストとして、アベノミクスの評価を求められることが多々あります。しかし、アベノミクスが直接の原因か因果関係の特定は難しい場合も沢山あり、言及が難しいことの方が圧倒的に多いです。
 でも、偶然にもアベノミクスが始まるタイミングで独立開業した自身としては、「働き方への価値観」は、その前後で大きく変化した可能性があると強く感じています。もちろん、これ自体が将来の日本経済に良いことだけをもたらすかは詳細な検証が必須です。
 しかし、一人の人間としてはあらゆるところで多様性を認めてもらえるのは、行動力やモチベーションの源泉になるんだなと強く感じています。

 次回以降では、働き方が社会や企業にどんな影響があるかを経済学の視点でも議論していく予定です!
 いつも応援ありがとうございます!
 引き続きよろしくお願い致します!
崔真淑(さいますみ)


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崔 真淑/エコノミスト『投資1年目のための経済・政治ニュースが面白いほどわかる本』(大和書房)

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崔 真淑/エコノミスト『投資1年目のための経済・政治ニュースが面白いほどわかる本』(大和書房)
MBA in Finance。一橋大学院博士在籍。専門はコーポレート・ファイナンス。GNC代表。昭和女子大研究員。フジテレビ『Live News α』、テレビ東京『昼サテ』、NHK、日経CNBC等で経済解説。公式サイトhttp://www.goodnews.jp.net/