全マーケターに告ぐ。「 #劇団ノーミーツ #それでも笑えれば 」を年内に見よ。 まだチケット買えます。 12/29火 & 30水分
Zoomで、泣いたこと、ありますか?
ビデオ会議システム「Zoom」を500%活用する演劇集団「劇団ノーミーツ」。最新長編作のタイトルは「それでも笑えれば」ですが、タイトルとは裏腹に、涙が頬を伝う作品でした。今夜、前作「むこうのくに」同様に観劇する機会をいただき、視聴させていただきました。
予備知識なく視聴予定でしたが、先行して視聴していた徳力さんが書いていたnoteをチラ見してしまいましたw
が、ネタバレなしなのでご安心を。(本noteも、もちろんネタバレなしです。)
フィクションなのか、ノンフィクションなのか。
前作「むこうのくに」は、「サマーウォーズ」的なSFエッセンスもありましたが、本作は設定や配役含めて、現実なのか、戯曲なのか、を錯覚するような作品となっていました。観劇途中にこんなつぶやきを。
つい先週の、某「若手漫才師による漫才日本一を決定する大会」の決勝日と同日の、「12/20がTV OA日」など現実のカレンダーとシンクロする箇所が随所にあります。この1年を追体験するような構成です。
この2020年という、日本人、(いや全人類)にとって、忘れられない年になった共通体験を、見事に長編公演での演劇というエンタテイメントに昇華しています。
千秋楽追加公演も決定しました。残す機会は、あと3回です。ぜひご視聴を。
「劇団ノーミーツ」は、何がすごいのか?
日本経済新聞には6件しか記事掲載がないのですが、
googleでは 約168,000件 ヒットします。
僕は、この1年、この時代において、前例のない取り組みで、誰よりも「経済を回した/動かした」そして、「心を動かした」集団だと思っています。
主宰する広屋さんらは、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSのクリエイティブイノベーション部門ACCゴールドを受賞し、
ミレニアル世代の挑戦を表彰するアワードとして2019年に始まったBEYOND MILLENNIALSにも選出されている。
ちなみに先に上げた日経新聞系の記事、6本中2本は、徳力さんの寄稿で(笑)、残りもメインで取り上げられたものは、少ないです。5月のこちらの記事くらいでしょうか。
エンタテイメントとして、某鬼退治のアニメほど、興行成績を記録を残しているわけでもないので、経済紙にPick Upされる規模でもないかもしれませんが、この世相を反映し、経済価値を生み出しているという点では、秀逸すぎる集団であると思っています。サービス業などの異業種で、環境変化に対応できず、廃業や縮小をしている事業者は、見習うべき点が多々あると思っています。大物アーティストの巨大資本を元としたライブ配信とは、一線を画し、演劇・エンタテイメントをDX(デジタルトランスフォーメーション)している事例として、教科書に載ってもいいレベルだと思っています。
ちなみに現代口コミの源泉、「#Twitterトレンド大賞 2020」でも言及されています。このあたりも含めて、秀逸なコミュニケーション設計でした。
「規模の経済」という意味では、微力かもしれませんが、業界トレンドとして8割減という市況の中、「新たなる市場を創造した」という点は、まさに「希望・HOPE」とも言える企画かと思います。
(エンタメ市場の詳しい数値はこちら)
2021年以降の働き方や消費を考える上でも道標に
劇団ノーミーツの取り組みは、昨今のCOMEMOのテーマにもなっていた、 #そのお金どう使いますか や ♯持続可能な社会に必要なサービスとは #応援消費は根付くのか や「働き方改革」のようなイシューにも通じる点が多数あると思っています。
劇団ノーミーツの思考回路や、アクションプランは、コロナ禍で価値創造を行うマーケターにとって、道標(コンパス)とも言えます。
ぜひ、COMEMO運営チームのみなさん、年始のゲストに、劇団ノーミーツの皆様を!そして、演劇型ウェビナーの配信をお待ちしています(笑)。
僕は、シナリオ分岐型のウェビナー構想を....!?(笑)
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