「宅麺」と「UberEATS」にみる人件費の効率化アプローチ

「宅麺」は人気店のラーメンやつけ麺を自宅に冷凍でお届けするEC通販サービスで、100種類以上のラーメンを販売しています。

いくら人気店でも、全く暇な時間がないというお店は少ないため、空いている時間にスープを冷凍するなどの作業を行ってもらいます。つまり「宅麺」はアイドルタイムを換金する手段をラーメン店に提供しています。

次に「UberEATS」の価値を飲食店から考えてみます。

ピークタイムに出前をする労働力余剰のある飲食店は多くありません。ただでさえ人材採用が難しなっている中で、ピークタイムだけ都合よく人を増やすのは現実的ではありません。そこで、「UberEATS」は出前用の労働力をアウトソースで提供することで、ピークタイム時の売上の機会損失を減らすことを可能にしています。

2つのサービスのアプローチは異なりますが、飲食店の人件費の効率化を実現していることがわかります。

宅麺: http://www.takumen.com/

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遠藤 直紀(ビービット 代表)
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