中華スマホが世界を席巻しつつあることをご存知ですか
中国のスマホメーカーの躍進は凄いです、どこも世界一になる気満々。今はまだ世界のシェア1位はSamsungかもしれませんが、いつまで続くでしょうか。
まず中国国内のシェア争いは熾烈です。先日iPhone11が発表されましたがAppleが中国で苦戦してることや、Huaweiが素晴らしいってのは前々からnoteに書いてきましたね。
そしてもちろん中国のスマホ企業が狙うのは中国国内だけではありません。そうインドとタイで中国スマホが凄い勢いでシェアを伸ばしています。
■中華メーカーがインドのスマホ市場を独占
この図を見れば一目瞭然ですよね。2019年第2Qのインドのスマホ売上でXiaomiのRedmiとOPPOのRealmeがTop5を独占。中国スマホメーカーがシェアの7割に達してます。
インドは人口が中国を抜いて世界一になるのが秒読み。しかもまだ人口の25%程度しかスマホを持っていないらしく、今後の伸びしろが恐ろしい。中国とインドってイマイチ仲良くなくて苦戦してるのかと思ってましたがもう完全に食い込んでますね。
ちなみにXiaomiとOPPOは中国国内のシェア争いでもTOP2,4で一位のHuaweiの座を虎視眈々と狙っています。
見た目ほぼ一緒じゃん。この2機種の比較はいろんなページで盛んに行われてるんですが、一般人からしたら性能も機能も一緒です笑
どちらも価格やセルフィーの使いやすさ、オンライン販売の充実など、ローカライズ戦略をしっかりやっているとのこと。ちょっと前まではXiaomi圧勝だったはずですが差が縮まって激戦になってきているようです。
■OPPOのタイでの躍進
ちょっと前に話題になってたんですが、みんなが大好きタイランドでも中華スマホが躍進してるんです。タイは東南アジアで2番目に大きな市場。
ちょっとデータが古いんですが、2018年Q4のランキング。OPPOがSamsungを抜いて1位に。OPPOは海外でローカライズした端末を売っていく戦略でここでも成果を出してますね。日本のスマホメーカーは可能性無いのかな?
そして3位のHuawei、4位のVivoと続きます。一方でSamsung、iPhoneが大きくシェアを落としている。確かに去年タイに旅行に行ったときにOPPOの広告をたくさん目にしました。
首都バンコクだけでなく他の街でも目にしましたので、地方ユーザーの総取りを狙ってるでしょうね。てっきりVivoが1位かと思ってましたので意外でした。
■今後はどうなっていくの
そりゃ性能良いし安いからみんな買うでしょう。でも彼らが狙うのはその先です。シェアを伸ばす、ハードウエアとしてのスマホを売るビジネスだけを頑張ってるわけではないのです。中華スマホ企業の驚異のビジネスプランはすでに次のステージに入りつつあります。(続きはまた今後書きます)
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(参考資料)
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