お金が稼げる「仕事のコツ」 筆まめになる
シンガポール在住、FPの花輪陽子です。私は外資系金融機関を経て、2010年に独立をし、なんとか14年くらい個人事業や小さな会社を運営してきました。独立、企業するための仕事のコツをお伝えします。
手紙の効果
そんな私の仕事のコツの1つは「筆まめになる」と言うことです。なぜなら、どんなに偉い方でも丁寧にお手紙を書けば、目を通していただけ、返信を下さったり、会ってくれる機会も多いからです。
私は、世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏に6年間取材をさせていただいています。そんな、大物も、丁寧な手紙が来たら、返事はもちろんするし、できるだけ会うようにしていると言っていました。
私自身も独立したての頃、自分の著書が出たら、1つ1つ手書きのお手紙を付けて、200冊くらい献本をしていました。手書きのお手紙を付けるかどうかで、先方からの反応は全く違うと感じました。特に期待をしてやったわけではないですが、結果的に書評を書いていただけたり、お仕事に繋がったりと様々な効果が出たと感じました。
めんどくさくて、みんながやらないことをやる
お手紙を書くことは、筆と便箋があれば誰でも書くことができ、非常にコスパが高いと思います。しかし、現代はSNSなどで安易にコミュニケーションをできてしまう分、きちんとしたメールや直筆の手紙を出せる方が少なくなってきているのではないかと思います。私は海外からも日本にお手紙を出したり、献本することもあります。郵便局まで行って、エアメールを出すのはもちろん手間です。しかし、めんどくさくて、みんながやらないことを、やると差別化ができると感じます。
即レスをする
仕事ができる人ほど返信が早いと感じます。返信が早いと、相手に迷惑をかけることもありません。また、チャンスを得られやすいです。私は2014年前後にテレビによく出演していたのですが、その理由はおそらく一番返事が早かったのもあったのではないかと思います。テレビの取材は急で、電話があって、数時間後に局に行かなければならないことも多かったです。返事が遅いと仕事を取り逃がしてしまいます。
メールの内容とタイトルは明確に
また、メールは受け取る方のことを考えて、タイトル、中身など明確に書いて、内容が分かりやすく、すぐに返信しやすいように工夫するとよいです。肩書や敬称の書き方はネットで調べて出て来ない場合は、よく知っている知人などに直接確認をするとよいです。海外に住んでいると各国の大使などに手紙を書く機会も増え、偉い方と英語でやりとりをするのもだんだん慣れてきます。
初心を忘れない
そんな私も出産や子育てなどを経て、また、自分自身の仕事が落ち着いたこともあって、色々と反応が遅れたりしがちです。初心に戻って、何もない状態の頃のように行動をしなければと反省をします。4月から仕事を始める方、独立をしたばかりの方は、新鮮な気持ち、ハングリー精神を大切にして、即行動をすることで、他の方やベテランで落ち着いてきている方を追付いすることも可能だと感じます。
今回は筆まめになるという技を1つお伝えしました。これをするだけでも、仕事は滞らないと保障します。実際私自身も出産と子育てなどを経て低空飛行期間も長かったのですが、無理なく、好きな仕事を継続でき、自由時間も増えてきました。
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