マーケターは独学力を鍛えたい
今日は独学力をテーマに書いていきます。
マーケターは新しい市場、新しいトレンド、新しい顧客…新しいコトに出会うたびに学ぶことが求められます。
独学
=自分で学ぶ型をもっていると新しい市場への適応力も高まるはず
全く新しい市場やカテゴリーの仕事をする時は、情報が体系化されていないケースは多いので、自力で学ぶ=独学が必要ですし、マーケターにとっては重要な能力だと思っています。
独学の型について、自分が身につけられると良いなと考えていることを整理してまとめてみました。
①本を読む力
独学をする上で「どのように本を読むか?」を自分のスタイルとしてもっている人は強いと感じています。
書籍は、公開されている情報の中で一番体系的に整理されており、著者が時間をかけて培ってきたノウハウが手に入る貴重な情報源です。
有効的に本というメディアと向き合って、インプット効率は上げていきたいところです。
では、読書スタイルをどのように身につけるのか?
自分にとって「本を読む本」がバイブルで、独学のための読書術を身につけるためにオススメです!
本の中でシントピカル読書という方法が紹介されています。
シントピカル読書とは、同一主題について二冊以上の本を読む方法です。
手順は下記の通りです。
1.問いを定める
2.異なる視点から書かれた本を二冊以上集める
3.それらを分類、統合して主題に対して多角的に理解する
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最初にテーマに対して問いを投げかけ、周辺にある関連テーマを洗い出す→テーマに合う書籍を購入して読み込む。
このプロセスを経ることで、学習の幅と深さが変わってくるはずです。
読書した内容を、自分の中で体系化してまとめて仕事に活かすプロセスをもっておけると良さそうです。
参考までに自分が本を探して、仕事に活かす形でまとめるためのやり方をご紹介します。
①週1回は本屋に行く。15分で目次とパラグラフ読書して、一言コメントを残していく
②仕事のプロジェクトに関係のある本はAmazonで検索→シントピカル読書の方法でテーマを定めて購入→読み込みEvernoteにまとめる
③Kindleのマーカー箇所をEvernote取り込んで月一回編集する。関連する本を見つけてメモを付け足す
②SNSでトレンドをキャッチする
本を読む力を基礎力としながら、SNSで関連情報を取得することで、よりリアルなトレンドを掴みやすくなると考えています。
リサーチしたいテーマにおいて、
①SNSでキーワードウォッチリストをつくる
②SNSで影響力をもっている人のリストをつくる
ということをやっておくことはオススメです!
自分の場合は、キーワードウォッチリストは日経新聞、Newspicks、Twitterでつくっておき、テーマ別のインフルエンサーはTwitterのリストで管理するスタイルをとっています。
③トレースという独学手段
最後は、トレースです。
お手本になる対象をみつけて模倣することは、最高の独学方法だと考えています。
以前に「良い模倣」とマーケティング学習についてnoteにまとめました。
良い模倣する力を磨いておくと、新しい領域と出会った時でも、良質なインプット→アウトプットができるのではないかと考えています。
まとめ
独学する力=自分の中で「新しい領域を学ぶ型」をもっておけると、マーケターとしての市場適応力は高まるはずです。
①本を読む力
②SNSを使い倒す力
③トレース・模倣する力
この3つの力を意識的に磨けると、独学力は高まると自分は考えています。
ぜひ、ご参考にして頂き、自分はこんな独学スタイルがあるよ!という方はコメントやTwitterなどで教えて頂けたら嬉しいです!
本日の日報は以上です!
明日に「学び方」をテーマとしたイベントに登壇します!
自分自身も新しい学び方をインストールする場にできそうで楽しみです!