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「マーケティングとは人間理解」と師から教わったので、 #葬送のフリーレン を読む。 #漫画から学ぶ仕事のヒント

前職のボスから、常にこう教わっていた。「マーケの本質は人間理解」だと。

今回のCOMEMOお題は、こちら。

少年時代は、人並みに漫画に触れてきたが、歳を取るにつれて徐々に離れていった。最近では、マーケティング周辺領域(ど真ん中ではない)で、職務を担当する者として、最低限抑えるべき(と思っている)作品だけを読んでいる感じだ。鬼滅の刃、呪術廻戦、推しの子、スパイファミリーなど。(ちなみにワンピースを読んだことがないのは、ここだけの話です。)
周囲の先輩や友人で、僕より多忙にもかかわらず、ジャンプ+などで最新作をリアルタイムにチェックしている方を本当に尊敬する。

そんな漫画不精な僕が今でも単行本で読んでいる作品が2作ある。
ブルーピリオド』と『葬送のフリーレン』である。

いずれも、「マンガ大賞」を受賞した作品である。

昨今の一般的な消費トレンドだと、「友人・知人から紹介された作品」を手に取り、読み進めそうなものだが、「漫画」となると、そうもならなかった。不思議なものである。「音楽」や「映画」、「ドラマ」とは、また異なった消費スタイルであることを、僕自身がなぜだろう?と思っている。絵のテイストや世界観・テンポ、によるのかなぁ?


本noteのタイトルにも入れた『葬送のフリーレン』。
このタイミングで投稿したのにも理由がある。
今週末(9/29金)、アニメ化されてOAされる。

そして、なんと、その公開は「金曜ロードショー」枠で2時間スペシャルだという。まぁ、いま僕の家にはテレビがないので、見れないんだけど。が、そこは、今の時代、ストリーミングで見られるので、アマプラで見る予定。(リアタイでは見れないけど。)

行こうか。人の心を知る旅路へ。

なぜ、漫画を読む習慣がなかったアラフォーが、なぜこの作品は、継続して読んでいるのか?
僕なりの自己解釈は、本作は「マーケティングとは人間理解」に紐づいていると感じているからだと思っている。
(漫画を読むのに、そこまで深い思考をして読む必要もないと思うのだが、触れる作品数が少ない僕が故に、1作にあたる理由が重いのかもしれない。)

魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレン。彼女はエルフで長生き。勇者・ヒンメルの死に何故自分が悲しんだのかわからず、人を “知る” 旅に出る。

葬送のフリーレン webより

主人公は「勇者」ではない。旅路を共にしていた「魔法使いのエルフ」、フリーレンである。魔王を倒す冒険活劇でもない。魔王を倒した「後」の回顧の「後日譚」である。
「エルフが、人間を理解する」物語である。
フリーレンは、僕ら(読者)に代わってに「人間理解」をしてくれている。
時代や背景は違えど(かつ、フィクション!)、「人間の何気ない行動や言動」から、その背景や意図を探る。当事者と一緒にいるときには、理解できなかった行動が言動を、後日譚という形で、追体験する形で、非常にエモーショナルに描いている。
・・・って書いても、僕の表現が陳腐で、きっと伝わってないと思うw!!
ぜひ、1話だけでも読んでほしい。 
いまなら、なんと原作1巻〜10巻が無料で読める。

マーケティング担当者さんたちは、自社の(自分の)企業都合ではなく、相手=顧客のために、何かを作り、届けている活動を目指していると思う。
フリーレンの立場にも立ち、真意が伝わる、温かいコミュニケーションを込められているか。

情報過多な時代に「漫画から学ぶ仕事のヒント」にふさわしい作品であると思う。ぜひ。

サムネイルはこちらから

#フリーレン #frieren


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