「損・得」から「幸・不幸」へ

私の住む中央線の豊田駅の近くのイオンモールに、ある時、唐突にあるキャッチフレーズが現れた。それは「ハピネスモール」。これをみて遂にここまで来たかと思った。

https://newspicks.com/news/3133448?ref=user_319873

数年前に、歌の世界では先行して、嵐の「ハピネス」やファレル・ウイリアムスの「Happpy」が登場した。そしてさらに今年は、遂に日立までが「ハロー!ハピネス」と言い出した。

このハピネスという言葉の氾濫は何を意味しているだろうか。明らかなことは、社会が大きく変わりつつあることだ。

 この記事にもあるように、ベンチャーを始める若者にも「金銭的な理由ではなく、社会の課題を解決したい」という思いの人が増えており、「ミレニアル世代は資本主義の「損・得」以上に「幸・不幸」などの尺度で物事を考えるようになってきています」という。

 米国のトップ大学の一つイエール大学の「ハピネス」の課目には、登録開始から5日間で、全学生の1/4の1200名が登録したという。

 私がハピネスという言葉を使い始めた10年前は「宗教か」と揶揄された。時代は大きく変わり始めた。

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