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ソロ男の正体。潔癖症もいれば仙人もいる。【後編】

続いて後編。残りの3クラスターです。

© 荒川和久 無断転載禁止

3.ネット弁慶ソロ男…24.8%

ネットに匿名で書き込んだり、見ず知らずの人に議論をふっかけて論破したりすることを好みます。潜在意識では自信を持っているのですが、行動を起こせないタイプです。リア充や意識高い系が嫌いで、ややこじらせている感じはありますが、実際に会ってみるとそんな攻撃性は感じられない良い人たちです。

芸能人でいうと、オードリーの若林さんかな?

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 4.きっちりソロ男…21.0%

基本的に真面目で、礼儀作法を重んじ、自分の意見を変えない頑固さを持ちます。潔癖症でもあります。独身でありながら、いち早くマンションを購入するタイプに多い。言動とは裏腹に本音では結婚したがっているパターンです。

芸能人でいうと、芸人の今田耕治さん。婚歴はありますが、坂上忍さんあたり。

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5.仙人ソロ男…13.6%

無理をせず、面倒を避け、自己顕示欲も出世欲も金にも興味がない。一人でいる時間をこよなく愛し、それが苦にならないので、彼女も欲しくない。そもそも恋愛が面倒。年齢に関係なく、人生を達観している節があります。

芸能人でいうと、ピース又吉さん、カラテカの矢部さんでしょうか。

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ちなみに、なんだかんだ言いながらこの中で結婚率が一番高いのは、どのクラスターだと思いますか?

1位は予想通りというか「社交性ソロ男」ですが、2位は「仙人ソロ男」なんです。しかも、どちらかというと女性から告白されて。

仙人ソロ男は、基本的に「受け身の権化」みたいな男なので、真面目に働き、散財もせず、いい夫になれそうです。

ところで、こうしたソロ男たちに対し、「結婚して子どもを持つという本当の幸せを知らないなんてかわいそう」という意見もいただきます。結婚して暖かい家庭を持つ幸せを否定はしません。しかし、幸せの形は人それぞれです。何に関心を持ち、何にお金と時間を使い、それによってどう幸せを感じて生きていくのか。ここに絶対的な正解はありません。「生きる価値観」は人それぞれです。一人を寂しいと感じる人もいれば、一人でいることに安らぎを感じる人もいます。何より、ソロ男はちゃんと働いて、税金を納めています。たくさん消費もして経済を回してくれています。

要するに、「そっとしておいてくれ! 」なんです。

ご要望があれば、「ソロ女の正体」もイラスト付きでご紹介しますので、コメント欄にご記入ください。

前篇はこちら。

https://comemo.io/entries/11322

長年の会社勤めを辞めて、文筆家として独立しました。これからは、皆さまの支援が直接生活費になります。なにとぞサポートいただけると大変助かります。よろしくお願いします。