生成AIの登場で、データサイエンス学部は不要になるのかも?そして、生成AIの利用を禁止している企業があるなんて!
反省からしますね。
私は、数学科出身で、デジタル・マーケティングが専門領域なので、長くデータサイエンスを、日本の企業で取り組むことを提案して、実際に推進してきました。
実際に、さまざまな大学でもデータサイエンスの講義を、現在もさせて頂いています。今も多くの大学では、データサイエンス学部、学科の検討を行っていると思います。
ところがです。生成AIが、データサイエンスの姿を大きく変化させようとしています。
変化の例としては、コンピューターのプログラムの知識や技術を必要としてる、古典的なデータサイエンスは、不要になりつつあるのです。
データ分析が生成AIでできる
実際に、データ分析を生成AIで行ってみました。(以下は、私が寄稿した記事です。)
もう、エクセルでピボットテーブルなどの技術は不要なのです。生成AIに、データを渡して、会話形式でデータ分析をすれば、ほぼ一切プログラムの技術を使うことなく、複雑なデータ分析ができるのです。
生成AIの進化や、コンピューター技術の進化は、本当に今まで不可能だと思ったことも、容易に実現可能にしてくれます。それだけ、生成AIの登場と、今起きているコンピューター周辺技術の進化は、私たちにすごいことを見せてくれています。
私も、自分の会社のWebサイトのアクセス分析予測を行ってみましたが、このようなことが、ほぼ無料で誰でもできることは、本当に驚きです。そして、これを企業の事業で使うことで、まったく今までと異なる事業が創造できるのでしょう。
(上記は、私の会社のWebのアクセス数を、Googleが公開している統計モデルで、予測した記事です)
生成AIを使うか、使わないかではなく、どのように活用するか
ところがです。企業では、まだ生成AIの導入について、抑制している会社がいるのです。
この日経BPの調査で驚きなのは、
利用を原則として禁止している会社が、4.3%もいることです。この企業は、このようにデータサイエンスや、仕事の仕方を変化させている技術の導入をせずに、ビジネスの世界で勝ち続ける方法を知っているのでしょうか?
個人のレベルでは、まず「AI検索」
この記事を読まれた、ビジネスパーソンには、まず行ってほしいことがあります。それは、今までのGoogle検索に加えて、AI検索をぜひ行ってほしい点です。
私のスマートフォンには、Google Geminiや、Claudeのアプリが、インストールされています。
例えば、週末の紅葉スポットをGoogle Geminiに聞いてみましょう。すると、このように、Webサイトを一回も開くことなく、お勧めの情報がでてきます。
まず、個人のレベルで「生成AI」を使ってみること。それが、多くのビジネスパーソンに必要なデジタルトランスフォーメーション(DX)です。ぜひ、試してみてくださいね。
もし良ければ、サポートをお願いします。今後の執筆のための、調査費用などに、有効に活用して、記事としてお戻しします。