猫であふれるインターネット 経済効果は2兆円
こんにちは、電脳コラムニストの村上です。
先日の2月22日は「ねこの日」(にゃーにゃーにゃー)でした。インターネット上ではSNSを中心に非常に盛り上がり、X(旧Twitter)では企業の公式アカウント名がねこっぽくなったりしていました。リクルートの旅行情報誌「じゃらん」が「にゃらん」、ワイモバイルが「ニャイモバイル」になったりといった具合です。
猫の経済効果が2兆円超というのは驚きです。インターネットでは(それ以前のパソコン通信時代からという説も)犬よりも猫のほうがコンテンツとして人気がある、という指摘は以前からありました。例えばInstagramで「#犬」のタグを持つものは、約3545万件。「#猫」では約6042万件と倍近いです。
今から約10年前のことですが、「インターネットの父」ことティム・バーナーズ=リー氏が掲示板サイト「Reddit」に降臨してAMA(Ask Me Anything: 質問になんでも答えるよ)をしたときのことです。「インターネットの用途として全く予想していなかったけれども、実際に主な理由になっているものはなに?」との質問に対して「仔猫」と回答しています。Webの考案者でも予想していなかったのですね。
「実際に猫の写真を投稿したことはあるか?」との質問には「犬はYes。猫はNo」と回答しています。犬はあるんだ(笑)。
ではなぜこんなにもネットで猫が愛されるのか。実は科学的な理由もあるようなのです。犬は個別検索、猫は口コミでシェアされやすいという指摘も興味深いですね。
私は犬も猫も同時に飼っている時期がありましたので、どっちの気持ちもわかります。が、やはりSNSで見る時間は猫のほうが長いかもしれません。。。
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※ タイトル画像は筆者撮影(昔の飼い猫)