ライブ動画撮影問題について
日本ではなぜか会場やフェスの意向で撮影禁止とかご遠慮くださいとか書かれている場合が多いけど、アーティスト側と仕事していてむしろ撮影して欲しいしシェアして欲しいと思ってる人がほとんどだから、そこを厳重に注意して回ったりするのは大抵のアーティストの意向とはズレてると思う。
スタッフで入って撮影して投稿したものを「撮影禁止ですよ」って警察みたいに一般客が注意してくるただの相互監視になってしまうことも多々あるし、ライブの「ネタバレ」って日本独特の文化すぎて結構理解し難い。自分が見たくなければ見なくていいけど、アーティストのプロモに文句言わないでほしい。
「撮影してる人いて嫌だったよねー」というアーティストは一度もあったことないけど、「誰も撮ってないかなと思ってたから動画嬉しい!シェアして」と(身内の場合)はよく言われる。アーティスト本人の意向で演出上禁止とか撮影せずライブに集中して欲しいとかいうのはもちろん別として。
撮影禁止カルチャーのせいで、いかに多くの才能が国内の狭い層の中で埋もれてしまったか。大手事務所の煩雑なファンクラブルールや入会手続きもそうだけど、本当に多くのアーティストの海外進出の手段を奪ってきた要因である。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD186QO0Y3A410C2000000/
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