飲食店のあり方を今一度考える。
みなさんこんにちは、澤です。
前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!
※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね!
まずはこの記事。
寿司やおにぎり、餃子を作るロボット!
いやーー、どんどん人手不足の問題をテクノロジーが解決してくれるようになってきていますね〜〜!
数をたくさん作らなくちゃいけないタイプの料理については、このようなロボットは活躍の場がいくらでもありそうです。
100人分のチャーハンを、「あおり炒め」しながら3分で作るとか、もはやSFの世界が現実になったという印象です。
中華鍋で5人分くらい作ったことありますけど、腕もげそうでしたw
配膳については、ちょっと前からロボットが代行してくれるようになり、相当助かっている現場もあるようです。
むしろ、ロボットが故障した時に配膳を代行した人間のストレスがやばかったって記事を目にしたことがあります。(ソース探したけど見つからなかった・・・)
正直、日本の飲食店はサービス提供者側が報われないシーンが多いような気がします。
極端に「ちゃんとする」ことが求められたり、ちょっとしたことで苦情を言われて営業に変な影響が出たり。
リーズナブルな店から高級店まで、横柄な客の相手に頭を悩ませるのは、日本の飲食店の宿命かもしれません。
海外の場合、チップ制のところは高いサービスを提供するモチベーションが高くなりますよね。
逆に、リーズナブルなお店は「それなりの対応でいいよね」というのが合意事項になっている印象です。
あくまで、ボクが訪れたことのある30カ国程度での体験をもとにした感想ですけれど。
日本の飲食店は、とにかく「割りに合わないレベル」のサービスを要求されてる気がしてなりません。
それでも、飲食店を経営するのが楽しいという方がボクの周りにはたくさんいます。
「美味しい」って目の前で言ってもらえるのは、料理人としては最高の体験。
そんな人たちは、どんどん自信を持って値段を上げて欲しいなって思っています。
「生きる作業としての食事」に関しては、テクノロジーの力によってどんどん省力化をして、より手軽な値段で食べられるようなスタイルにしていけばいいと思います。
そのためには、調理ロボットや配膳ロボットがもっともっと浸透していくといいでしょう。
「味気ない」と感じるかもしれませんけれど、「栄養があって温かい料理が、手頃な値段で食べられる」ということのトレードオフと考える必要がありますね。
人手不足は不可避な現代の日本において、この発想の転換無くして国の存続はないと思ってます。
その一方で「心を満たす食事」は、料理人としての矜持を持つ方々の聖域として、これからも存在し続けて欲しいと思っています。
実際ボクも、何軒もそういうお店があります。
食事に行くのと同時に心の栄養補給もさせてもらえる、そんな素敵な居場所がいくつかあるのは、とても幸せなことです。
そういうお店は、ファンが守る。
ここでも「推し」の精神が問われますね。
単にサービスを受けるだけではなく、サービスを受け続けるために何ができるかを客側も考える。
これでエコシステムが出来上がるのではないかと思います。
料理を作って出す。
出された料理をいただく。
日本でこのシンプルな営みが商売として登場したのは、奈良時代まで遡るようです。
最初はかなり高い地位の人たちにサービス提供は限られていたようですが、鎌倉時代あたりから庶民向けの飲食店も登場してきたとか。
数百年の歴史があるこの営みが、テクノロジーの力によってその姿が変わる時代に生きてるとか、胸熱じゃないですか?
ぜひ「別の楽しみ方」を味わおうではありませんか。
トップ画像は、YONA YONA BEER FACTORY にご招待いただいた時のもの。
飲みにくさを追求した「ゆっくりビアグラス」でよなよなエールを楽しんでる姿です。
最近購入した調理器具の中で、最もインパクトがあったのがこれ。
BBQのあり方が変わりました。
エリンギや玉ねぎがあれほどまでのご馳走になるなんて・・・!
ぜひ体験してもらいたい!
ボクの頭の中に興味がある方は、こちらをどうぞ。