見出し画像

ご縁の可能性を10倍に広げる視点の持ち方

こんにちは!リデザインワークの林です。

先日若手の人たちと話をしていた時に、ビジネス交流会に参加したが、新規事業開発のような部門ではない自分たちには、あまり意味がなかった!と振り返りをしていて、もったいない!と思ったので、視点の持ち方について少し書いてみようと思います。

経営者視点(視点の時間軸を広げてみる)を意識することが、ご縁の可能性を広げるポイントです!

視点の幅

そのままなのですが、視点を自分の業務の幅から、会社の幅で捉えてみることです。

ビジネスの交流会に参加しているときに、
営業職の人であれば、目の前の顧客になってくれる人はいないかなという視点が中心になっているでしょうし、人事の人であれば、業務の悩みが相談できる人や企業がいないかなという自分の業務範囲視点が中心になっていると思います。

場合によっては、もっとふわっと、いい出会いやご縁があればいいなぁということもあるかもしれません。

ご縁の可能性を広げるために、自分の業務範囲視点だけでなく、複数の視点でお話を伺うことが大切です。以下にいくつかの例を出します。

・採用のご縁

相手方のご経歴、今後どんなことをしていきたいのかを伺っているうちに、あれ?うちの会社とか実はマッチしているのでは?良かったら改めてカジュアルにお話しませんか?からリファーラルにつながる可能性が広がります。

・顧客開拓/アライアンスのご縁

業務内容や事業内容をうかがっているうちに、もしかしたら、自分の事業部や部門ではないけど、〇〇部門であれば、連携できたら面白いかもしれないという視点をもってお話をすることで、つながる可能性が広がります。

・M&A/マイノリティー出資のご縁

スタートアップなどとお会いした際に、お話を聞いてみると、ちょうど調達を検討しているフェーズだと伺えたなら、自社のCVC部門や、投資検討チームとつなぐことで、つながる可能性が広がります。

・メンターやメンティーのご縁

自分自身の今後のキャリアやスキルを高めるために、メンターとなってくれる人が見つかるのはもちろんですが、自分の部門や他部門でも、自社で足りないケーパ(例えば、マーケ力を高めたい、IRが弱い、採用力を高めたい)を支えてくれるメンターになってもらうご縁に広がる可能性があります。

などなど。挙げればキリがないですが、相手のことを伺っていくときに、様々な視点でご縁の可能性を広げられるとわかっていれば、質問の幅が変わり、得られる情報が変わり、であれば、こういうご縁につながるかも?の可能性は大きく拡大していきます。

視点の時間軸とスタンス

大前提として、ご縁は、自分が相手に何をしてほしいかというスタンスではなく、相手の人がやりたいこと、期待したいことを伺いながら、役に立とうというスタンスが重要だと思います。

相手の立場で、相手に寄り添って考えることだ。それには、相手を深く理解するために、必要に応じて質問を投げかけながら「聴く」ことが大切だ。
目の前にいる人に心を寄せて「美点凝視」で深く理解し、相手の役に立とうとすれば好かれる。好かれると、好きになる。

出会った方が悩まれていることを伺っていった際に、自分や自社ではお役に立て無さそうだと思ったが、〇〇さんなら!△△というサービスなら!というご縁がイメージ出来れば、ご紹介してあげることで、縁がつながり、広がる可能性もあります。

ご縁の際に、目の前では何かお役にたてなくても、幅広い視点で興味を持って伺っておけば、後々、そういえば!とご紹介できたり、改めてお役にたてたりしてご縁が深まることもあります。

なので、人との出会いでは、ご縁の可能性を広げる時間軸とスタンスも重要ですね!

僕自身、本当に多くの人とのご縁によって生かされている・活かされていると感じます。今回書きながら、自分でも改めて意識していきたいと思いましたw

是非、目の前の自分の業務範囲視点でご縁の可能性を捉えるのではなく、広い視点の幅と時間軸でご縁を捉えなおせるといいなぁと思います。

みなさまからの「スキ」がとっても嬉しいので、記事を読まれて「いいな」と思ったらぜひポチっとしていただけると飛び跳ねて喜びます!

経営戦略、人事戦略、働き方について、自身の経験を通じて得た気づきや学びを書いていきます。フォローしてもらえると喜びます! リクルートにて営業→経営企画室長→広報ブランド推進室長→働き方変革推進室長→リデザインワークを創業+ベーシック取締役COO+情報イノベーション大学客員教授