君たちはFIRE後どう生きるか
2024年の新NISAの開始により日経平均はそれに伴ってFIREムーブメントも勢いが増してきたように思います。下の日経記事のようにFIRE後の暴落で焦りを感じた方も、再び元気を戻してきたのではないでしょうか。
1)FIの重要性
さて、若いうちからFIREするために投資は必要不可欠ですが、それ以外にも考えなければならないことがあります。それは「会社以外から収入を得る仕組み」いわゆるFI(Financial Independence:経済的自立)です。
従来のFIREは「資産を年利4%で運用して得られる運用益で生きること」と定義されていたため、「FI=お金を貯めること」として考えられてきました。
しかしFIREして多くのFIRE民の話を聞くと、投資に生活のすべてを賭けるような生き方を選択している人は誰もおらず、皆しっかりと「自分流の仕組み・収益モデル」を作り上げた上でFIREしているのです。
FIREした友人たちは皆、口を揃えてこう言います。
逆に言うと、会社からの給与しかお金を得る術がない状態で、運用でお金を貯めるだけでは、1億円持っていようとFIREに踏み切るのは難しいとも言えます。
彼らは実に楽しそうに収益を得ています。投資での収益はあくまでもオマケ。それよりも自分の好きなことで、かつ会社員の時の何分の一かの労力でお金を生み出し続けているのです。
「遊ぶように生きる」、これがFIREのあるべき姿なのだろうと思います。
2)FIREのREはリタイアではなくリスタート
僕はこれまで著書の中でも次のように述べています。
FIREした皆さんは、会社員をしながら副業にチャレンジしています。
そして副業で楽しみながら稼ぐ額が1万円から5万円、10万円・・・と大きくなっていき、いつしか副業収入が本業の給料と並んだときに、「本業は時間の割に儲からないな」、「どっちが副業か分からないな」、「楽しんで稼げる方がいいな」と感じて会社を飛び出しているように思います。
ぼーっとして何もしないイメージのあるリタイヤと違い、まさにFIREとはある程度の資産をベースにした安心感のもと、自分の好きなことで精力的に生きていく「第2の人生」の始まり、リスタートなのです。
僕はこれから多くの人に、こんなに素晴らしい世界があるんだということを知ってもらいたいと思っています。そしてそのためにはFIREした人たちの考え方にもっと触れてもらうことが一番だと考えました。
そこで立ち上げたのが「FIRE達成者 共同出版プロジェクト」だったのです。
3)FIRE達成者20人 出版プロジェクト
この「FIRE達成者 共同出版プロジェクト」では、2023年11月、FIRE達成者の体験談を一気に集めよう!というコンセプトのもと、 FIREを達成した友人たち20人に寄稿してもらいました。
こうした思いを詰め込んで、電子書籍「君たちはFIRE後どう生きるか」が、出版となりました。
原稿をまとめる際、僕の手元に集まってきた皆さんの原稿を読んで思ったことがあります。それは、ここまでくるのに順風満帆だった人っていないんだなということ。
みんな苦労して、もがいて、色んなことを経験し続けて今があり、決して簡単な道筋ではなかったんだなと感じます。
だからこそ、20人ものFIRE達成者が
といった内容をここまで赤裸々に語ってくれたこの書籍には本当に価値があり、これからFIREしたいと考えている人の道しるべ、バイブルになるのだと思います。
20人の人生のリスタート。そのリアルストーリーをたっぷりとご堪能ください!
4)ぜひFIREの追体験を!
ここでご紹介させてもらったとおり、『君たちはFIRE後どう生きるか』は、20人の人生観に触れることができます。僕も編集をしていて刺激を受けまくりでした。
書籍は安価でその著者の追体験ができるのが価値。その価値が通常の書籍の20倍もあるわけです。今セール中のKindle Unlimited会員なら無料で読めるので、ぜひお手に取ってみてください!