今こそ「苦境」を認め「決断」を~複業を通じた驚くべきトランスフォーメーション~
こんにちは。日経COMEMOのKOLをしております、大林と申します。普段は複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営している株式会社Another worksの代表をしております。
私は2019年5月7日令和の最初の営業日にAnother worksを起業しました。
令和の始まりから「複業」という事業ドメインにこだわり、ビジネスをしていますが、起業と苦境は常にセットであると思う日々です。
苦境をいち早く認識する
これは先人の起業家の本を読んでも、話を聞いても分かっていることですが、起業家のマインドとしては苦境をいち早く苦境だと認識し、他社よりもいち早く手を打つ方向へマインドチェンジするべきでしょう。
企業には経営者の健康状態が驚くほど反映されます。写し鏡のように。
たとえば、人間も病気に罹り重症化する前に早期発見し対策する必要があるように、企業も「これはヤバいかも」という兆しをそのままにしないことが圧倒的に重要です。
と、ここまで起業家としてよくある話をしましたが、本題に入る前にまずはこの記事を読んでください。
高知県室戸市のキンメダイ漁師が、新型コロナウイルスの影響による収入の大幅減少を補うため、副業として制作・販売を始めたビー玉のストラップが地域の新たな工芸品に育ちつつある、というまさに「苦境」を認識し「新境地」を見出した好事例です。
苦境からのトランスフォーメーション
新型コロナウイルスの感染流行は日本だけではなく全世界を震撼させ、強制的な変化を求められた歴史的な事件です。全世界が苦境を強いられたと言っても過言ではありません。
つまり、この苦境は平等です。平等だからこそいち早くその苦境に気付き、不可逆性を認め、現状からのトランスフォーメーションを決断できるか。
先例のキンメダイ漁師も、コロナ前までは、まさか自分が複業で工芸品を作るとは思ってもいなかったと思います。漁業から工芸品販売への驚くべきトランスフォーメーション。
ピンチをチャンスに考え、行動に移した覚悟は流石だなと思いました。それを複業(副業)という手段で挑戦できた、という点がまさしく私が理想とする「複業の社会実装」です。
最後に
本記事では、本業(漁業)を辞めることなく複業で領域展開できた事例を紹介させていただきました。コロナがピークアウトを迎える日を願うばかりです。
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