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シンガポールでの資産運用セミナー

© yokohanawa

シンガポールでできる資産運用についてのセミナーをシンガポールで海外居住者向けに行いました。

シンガポールでの資産運用の環境は次のような点で違いがあります。

1)キャピタルゲインが原則として非課税(投資をする人の出身国や金融商品によって例外あり)

2)投資信託、債券、保険などに対してレバレッジをかけた運用が可能(一定以上の資産がある人向けの富裕層金融サービス)

中華系の投資家はレバレッジをかけて年利10%以上のリターンを狙う人も多いようです。例えば、日本でも一斉を風靡した毎月分配型の高配当の外国の国債を中心とした債券ファンドがあります。こうしたファンドにレバレッジをかけることによって毎月の分配金を増やすことが可能になります。シンガポールに住んでいると原則として配当も非課税です。毎月分配型のファンドがよくないという専門家も多いですが、キャピタルゲインがかからない環境の場合は投資家のニーズにもかなっているので必ずしも悪くないと感じました。

「お金はさみしがり屋」という表現を多くの人が言います。統計的に見てもシンガポールにはお金持ちが多いですが、一定以上の元本を集めると資産運用のやり方が代わり、加速度的に増やして行くことが可能になるのだと痛感をさせられます。

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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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