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「デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話」から学ぶ、エクスペリエンスデザインの要点

男性店員が女性のお客さまに接客をして、服を販売するというのは容易ではありません。

デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話。

この「デブでブサイクな男子大学生が女子店員よりもレディース服を売れるようになった話」では、イケメンではない主人公が女子店員よりも服が売れるようになりますが、読み進むと、その成果に納得できる秘訣が存在し、お客さまに提供する体験を設計する考え方として、優れた見本になっています。

ここでやっているエクスペリエンスデザインをシンプルにまとめると、以下の3つのステップになります。

① 日々お客さまを観察し、話を聞き、お客さまの心理・行動のパターンを理解する
② お客さまの共通パターンに合致した接客方法を確立する
③ その方法を運用し、磨き込む

そして、成果を上げるための普遍的なポイントが押さえられいていました。

・ (沢山話しかけるべきといった)常識にとらわれず、相手の立場で考える
・ 適切なタイミングに適切な情報を提供する
・「よくわかったね」、「自分のことを理解してくれている」と感じさせる提案をする

店舗での接客だけでなく、サービス全般のエクスペリエンスデザインに活用できる、具体的な取り組みの流れが学べる良いお話です。

ぜひ、自分の仕事に当てはめて考えてみましょう。

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遠藤 直紀(ビービット 代表)
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