アルコールは1日1杯でも健康に悪い
最近、「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」という書籍が出版されました。私の周りでは、健康に良い食事論がちょっとしたブームになっています。
そんな中で、私がショックを受けたのが以下の記事です。
英ケンブリッジ大学を中心とする研究チームが、飲酒習慣に関して60万人程度を対象として分析をしました。
その結果、安全なアルコール消費量は全体として、純アルコール量で週当たり約100g以内であることが分かったそうです。これを上回る量を消費していた人たちは、病気のリスクが高まり、例えば、脳卒中のリスクが14%上昇、高血圧症と心不全、大動脈瘤のリスクがそれぞれ24%、9%、15%高まっていました。
純アルコール量100gは、ビールだと500ml缶で5個、350ml缶で7個強になります。
居酒屋の平均的な中ジョッキは435mlなので、毎日1杯生ビールの中ジョッキを飲むと、健康を害している計算になります。
アルコール摂取は、一定量であれば健康に良いというJカーブの法則を信じて生きてきたのに、それが裏切られた失望感は大きいです。アルコールは本当に微量をたしなむ程度が、健康で長生きする秘訣のようです。
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