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家族相談前に押さえておくべき、3つのポイント〜子連れ海外ワーケーション滞在記〜

「これ言ったら、なんて言う反応するかな...」
家族であっても、自分の希望を口に出すときには少しだけピリッとした気持ちになる時があります。

子連れで海外に行きたい...
そんな希望を旦那さんに口にしてみる時は
まさにそんな心境でした。


こんにちは、ミノです。今日は『海外暮らしがしてみたい』『海外子連れワーケーション』を、どのように家族に相談したらいいのかなと悩んでいる方に、相談方法についてのポイントを書き残していきます。

その最大のポイントは「相談」ではなく「妄想を聞いてもらう」から入ることです。わたし自身の経験も踏まえてお伝えしていきたいと思います。

子連れ海外ワーケーションの実施可否を決定づけるのは?

そもそも、家族への相談方法について書こうと思ったかというと、子連れ海外ワーケーションに行く前の夫婦の合意が、海外ワーケーションの満足度を決定付けると言ってもいいほど大切なプロセスだと思ったからです。

そしてこのプロセスに失敗すると、満足度が得られないどころか、実施することすら難しいという状況に陥ってしまします。

夫婦のうち片方だけが行きたい場合はどうなる?

私たちは、海外子連れワーケーションを実施しようと決意してからというもの、自分たちの予定や計画を、色々な友人たちに伝えました。

一緒に行ったほうが楽しいし、あわよくば多くの大人がいるほうが子供をみる負担も少なくなるのではという考えがありました。

そんな提案をしてみると友人たちの多くは『自分たちも行きたい』『奥さんに前のめりに相談してみます』という前向きな回答が多くありました。

自粛ムードが長く続いていたこともあり、リフレッシュしたいのは私たちだけじゃないんだな。そんなことを思いながら友人たちの参加連絡を待っていました。

しかし、友人たちからは『やっぱり相談した結果、今年は、行けないねということになりました』と落胆した口調で、そんな連絡をもらうことが多くありました。

その理由は様々だったけど、彼ら、彼女たちの相談方法を聞いている限り、家族で無理なく合意にいたるまでのプロセスがあるのだ、そんな気づきを渡しに残すことになりました。

成功の鍵となる家族相談の3つのポイント

自身の経験を振り返って思うのは、海外子連れワーケーションを成功させる、もしくはやってみようという確率を高めるポイントは3つあるということでした。

1)妄想を聞いてもらうことから始める

まず一つ目は、「相談」ではなく「妄想」を聞いてもらうことから始めることです。あんまり深く考えず、家族で夕ご飯食べてる時や、子供とお散歩している時に

『ちょっと最近、妄想していること聞いてもらっていい』
という言葉から始めるのがオススメです。

この言葉を受け取ったパートナーは、相手の話を聞くだけでいい。
楽な気持ちで聞くことができます。

『相談があるんだけど』
そう言って切り出してしまうと、相手は、その相談内容に自分なりの考えを述べる必要があります。

もし、解決思考が強いと言われる男性の場合に、相談を投げかけると、多くの場合は、(相手のためを思って)現実的な解決案を提案してくれます。

つまり、子供の年齢や、コロナ禍の状況、そして仕事の状況について瞬時に情報をあつめ、賛成か反対かを伝えようとしてくれる。そして、初めての子育て、コロナで状況が読めない海外となると、多くの場合は「まだ時期尚早」という判断になることが容易に想像できます。

だからこそ、「行きたい」という気持ちがある人が相談を切り出す第一声は『相談』ではなく『妄想を聞いてほしい』という相手に負荷のない単語で、ソフトに始めるのがいいと考えています。

2)旅のテーマをもつ!欲張り過ぎも、無さすぎるのもよくない。

2つ目のポイントは、『旅の目的(テーマ)』を小さく持つことです。

独身時代のようにガイドブック片手に、身軽にいろんな場所に行ける時間は、もはや子育て世帯にはありません。たくさんの目的を持って旅に出たとしても、子供を見ながらそれをこなすことになってしまうと、心と時間の余裕がなくなってしまいます。

なので、少なくとも夫婦それぞれが2つづつぐらいがいいのではと思っています。美しい景色を見ながら働きたいでもいいし、現地のおいしい食べ物を食べたいでも何でもいいのです。

一方で、気をつけるべきポイントとしては、旅のパートナーが『旅の目的がない』『なんとなく楽しそうだからついていく』という状況です・

慣れ親しんだ地元にいるときすら、小さな子供の子育ては楽ではありません。それが全く土地勘のない海外だと、心の余裕は限りなくゼロになる瞬間があります。

そんな時に、夫も妻も『○○がしたくて海外にいるんだった』という目的がわかっていることは、大きな心の拠り所になります。大変なことも、前向きに乗り越えようというエネルギーの鉱脈になってくれる。

だからこそ、夫婦ふたりで、それぞれが、『○○ができたらいいな』という妄想を口に出しておくことは、実施前にかならずやっていおくことを強くおすすめしたいと思います。

3)最初の相談では期間や時期は決めない

3つ目のポイントは、「時期や期間を考えずに話す」ことです。海外旅行などの場合は、実施する3ヶ月前に「どこ行こうか〜」と相談しても遅くないのかなと思うのですが、海外ワーケーションの場合は、もっと前から仕事の調整や学校の調整をしたほうが無理のない準備ができます。

そのため、1年後、2年後のまだ予定が入っていない真っ白いカレンダーを想像しながら妄想できていると、前向きな思考を制限するものがなく、話し合いが前に進みやすいと思います。

な私達夫婦の場合は、長く続く「自粛期間」への反動からの「リフレッシュしたい!」という想いを達成することが共通のメインテーマでした。そしてそれぞれがもう一つサブテーマを持ちました。夫は海外のビジネス環境に触れること、私は子供のグローバル教育について情報収集することに設定していました。(これらのテーマ(目的)を達成するため私達がどんなことをしてきたのかは、また次回書きたいと思います。)

家族への相談は意外と難しい

今日は海外子連れ海外バケーションを実施するに当たり、家族でどのように意見を伝え合うのかについて書いてみました。

私は知らなかったのですが、現在は「家族会議」について様々なメソッドやツールがあったりするんですね。今後は子供も大きくなっていくので、子供も交えた家族会議の方法を私自身勉強していきたいと思っています。

今日の子供と親も無理なく海外で暮らしてみたい、そう考えている子育て世帯の方に、少しでも参考にしていただける内容があると嬉しいです。


子連れ海外ワーケーションの記録は、Instagramに載せています。ぜひ興味がある方がいましたら覗いてください。

https://www.instagram.com/mino3megu3/

また、noteの記事にする前のネタを、Twitterでつぶやきはじめました。良ければ覗いてみてください。

https://twitter.com/Mino3Megu3/status/1549944979438456832

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