住み方・暮らし方のアップデートについて。
こんにちは、澤です。
今回は、#それでも家を買いますか~広がる住み方のカタチ・持ち家vs賃貸もうひとつの選択肢 ~ のテーマで書いてみます。
まずはこの記事。
この記事のここ。
『多拠点で生活する西出裕貴さん(29)は、父親の病気をきっかけに、リモートワークでの就労を認めなかった会社を辞め、現在はフルリモートワークができる会社に勤めている。』
これ、最高ですね。
そもそも「認めない」とかありえない。
会社ごときが何をエラそうに・・・と思ったりもします。
もちろん、出勤しないとできない業種は別ですが、リモートでも仕事ができる業種が「認めない」なんて言うのは、人材流出を後押ししているとしか思えませんね。
西出さんもやめて正解。おめでとうございますとお伝えしたいです。
ボクは一昨年まで、文字通り飛び回っていました。
JALのステータスもめでたくダイヤモンドになり、ほぼ毎週どこかに出張する日々でした。
そういう生活をしていると、自分の家はレース場の「ピット」という感じになります。
一瞬ピットインしてすぐにレースに戻る、そんな感じ。
なので「定住している」という意識はありませんでした。
その状況で、なんとなく思うところあって、一昨年の5月に自宅のすぐ近くに事務所を借りました。
所属している会社のオフィス以外でも、集中して仕事をしたり、少人数のセミナーなんかを開ける場所があってもいいかなぁ・・・と思って、50平米くらいの事務所を契約しました。
これは、結果的にボクのキャリアにとって大きなターニングポイントになりました。
というのも、この拠点が合ったおかげで、コロナ禍の状況でも全く変わらず仕事を続けることができ、独立もスムーズに行うことができたからです。
この事務所がなければ、今のボクの仕事のやり方はなかったかもしれません。
この事務所は、ボクにとって4カ所目の拠点でした。
自宅以外の残り2拠点は,かみさんのアトリエ用に築40年の古いアパートと、かみさんの実家で学生用の下宿に用意してあった6畳一間の部屋。
これだけあれこれ分散して物件を持つのは、なかなか面白い体験です。
ちなみにサラリーマン時代に借りられる程度の価格帯のものばかりなのですが、十分に「アドレスホッパー」的な時間を過ごすことができます。
これを「住まいのユニット化」とかみさんは呼んでいて、日経ARIAさんで記事にもしていただきました。
そして、前回の投稿でもお伝えしましたが、ボクは昨年の12月に九十九里に家を買いました。
広さ敷地面積500平米超の畜12年の中古住宅です。
海岸まで歩いて約3分というのが購入の決め手でした。
※ちなみに、今回の記事のトップ画像は、近くの海岸でとった初日の出のセルフィ―です。
これは、旅行がなかなかできない昨今において、極めて重要な拠点になってくれました。
すぐ近くの海岸は、遊泳禁止エリアということもあり、いつ行っても貸切です。
密とは無縁の散歩コースになっています。
家のキッチンは広くて使い勝手がいいので、ボクの趣味でもある料理に没頭できます。
COVID-19で強制的にリセットがかかってしまったこの時代、暮らし方を大きく変えるいい機会になると思っています。
持ち家vs賃貸という二分法だけではなくて、いろんな組み合わせができるという事例がどんどん増えていきそうですね。